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プログラム

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11/18(火)テーマ:リーダーシップと組織開発
11/18(火)
11:15 -
12:35
基調講演[OA]

東京会場からの生中継

組織開発とリーダーシップ開発――実践にどのように関連づけるか

リーダーシップのキーワードは、マネジメント(管理)のそれが「複雑性」への対応であるのに対して、「変化」「変革」である。コングロマリットITTの経営者、ハロルド・ジェニーンは、計数管理の仕組みで会社を動かそうとした。それは「複雑性」への対応のためであり、他方で今までにないものを生み出し、今ある製品、製法、作業手順、マニュアル等々を変えていく、しかも、ビジョンを示してそこにいたるシナリオを実現するために喜んでついてくるフォロワーを生み出す対人的影響力が、リーダーシップである。ほかならぬこの変革の技法でもある組織開発に長けた人間になることは、リーダーシップを磨くことにつながる。この観点からは、組織開発はリーダーが描く絵(ビジョンや戦略)の質(決定の質)を良くし、描かれた絵に対するフォロワーの納得感(決定の受容)を高める体系的手法として捉えることもできる。


神戸大学大学院 経営学研究科 教授

金井 壽宏氏

【金井 壽宏氏プロフィール】
(かない としひろ)1954年神戸市生まれ。78年京都大学教育学部卒業。80年神戸大学大学院経営学研究科修士課程を修了。89年MIT(マサチューセッツ工科大学)でPh.D.(マネジメント)を取得。92年神戸大学で博士(経営学)を取得。変革型のリーダーシップ、創造性となじむマネジメント、働くひとのキャリア発達、次期経営幹部の育成、これからの人事部の役割、研究とつながる教育・研修のあり方(リサーチ・ベースト・エデュケーション)を主たるテーマとしている。これらにかかわる論文や著作が多数。『変革型ミドルの探求』(白桃書房、1991年)、『リーダーシップ入門』(日経文庫、2005年)、『働くみんなのモティベーション論』(NTT出版、2006年)、『「人勢塾」ポジティブ心理学が人と組織を変える』(小学館、2010年)、『組織エスノグラフィー』(有斐閣、共著、2010年)など、著書は50冊以上。


11/18(火)
15:00 -
16:10
基調講演[OB]

東京会場からの生中継

グローバル時代に必要なリーダーシップの育て方
~イノベーションを起こす「人材」と「組織」について考える~

IT化、グローバル化が急激なスピードで進む現在、日々起こる変化に対して、これまでの基準や考え方が全く通じないこともあります。いま、世界では何が起こっているのか――。組織を支えるリーダーには、企業が生き残っていくためのヒントを的確につかむ能力が求められますが、そのような人材を、企業はどのようにすれば育てることができるのでしょうか? 本講演では、長年にわたってグローバル企業戦略、グローバル人材、イノベーションについて研究してこられた、一橋大学名誉教授の石倉洋子氏が登壇。グローバル時代に求められるリーダーの条件やその育て方について、ご自身の経験も交えながらお話しいただきます。
(協賛:GlobalEnglish 日経版)


一橋大学 名誉教授

石倉 洋子氏

【石倉 洋子氏プロフィール】
(いしくら ようこ)バージニア大学大学院経営学修士(MBA)、ハーバード大学大学院経営学博士(DBA)修了。1985年からマッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルティングに従事した後、1992年 青山学院大学国際政治経済学部教授、2000年 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、2011年 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。日清食品ホールディングス、ライフネット生命、双日社外取締役、世界経済フォーラムのGlobal Agenda Councilのメンバー。「グローバル・アジェンダ・ゼミナール」「ダボスの経験を東京で」など、世界の課題を英語で議論する「場」の実験を継続中。専門は、経営戦略、競争力、グローバル人材。主な著書に、『戦略シフト』(東洋経済新報社)、『グローバルキャリア』(東洋経済新報社)、『世界級キャリアのつくり方』(共著、東洋経済新報社)がある。


11/18(火)
16:25 -
17:25
特別講演[OSC-1]

パナソニック流リーダーシップ養成:事業に変革をもたらす技術リーダー育成

ビジネス環境の急激な変化の連続が企業の明日の姿の予想を困難にし、その結果、大局を俯瞰した上で事業に変革をもたらすリーダーが育ちにくい時代になっています。パナソニックでも、技術者をけん引し、事業にイノベーションをもたらす技術リーダーの育成を、変化への対応の大きな課題と考え取り組んできました。パナソニックグループの人材育成専門機関で実施してきた技術者のリーダーシップ養成の取り組みを紹介いたします。
(協賛:パナソニック エクセルスタッフ株式会社 テクニカル事業部)


パナソニック株式会社 人材開発カンパニー 技術マネジメント研修チーム 参事

小藪 康氏

【小藪 康氏プロフィール】
(こやぶ やすし)プロジェクトマネジャーとして20年以上、システム開発プロジェクトを実践。
07年より、技術者向けのマネジメント・ヒューマンスキル系の研修を担当。
◇主な資格:米国PMI認定PMP、HayGroup認定OCS and ILSトレーナー
大阪府立大学非常勤講師など

インタビュー

11/20(木)テーマ:組織変革と人材マネジメント
11/20(木)
13:45 -
14:45
特別講演[OSH-1]

コミュニケーション・マネジメントー「意図的な関わり」で信頼関係を醸成するー

職場の人間関係、特に“上司と部下の関係”は、仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えます。一方で、昨今は「年上部下/女性社員/若手社員」と多様化する職場の中で、部下との関わり方について、お悩みの管理職が増えています。 本セッションでは、近年の職場環境の変化に対応をした「コミュニケーションのあり方」について、講師自らの体験を交えながら、ご紹介を致します。


株式会社グローネス・コンサルティング プロフェッショナル・パートナー サリリィエイジング・ビューロウ 代表

西嶋 衞司氏

【西嶋 衞司氏プロフィール】
(にしじま えいじ)松下電工(現パナソニック)株式会社にて、各地の営業所最高責任者を歴任する。また、松下電工(現パナソニックES)創研株式会社に専務として出向、各社の研修体系の整備や管理職研修を中心に研修講師として活躍する。2013年に独立し、コンサルティング会社サリリィエイジング・ビューロウを設立、現在に到る。

インタビュー

11/20(木)
15:00 -
16:10
パネルセッション[OH]

東京会場からの生中継

「リーダー論」に新たな波を起こす二人のキーパーソンが語る
“次代を担うリーダーに求められる条件”

グローバル化、IT化がスピードを増す現在、企業には激しい変化に柔軟に対応できる力が求められています。そのためには組織を引っ張っていくリーダーの存在が重要ですが、これからの時代を支えるリーダーには、どのような能力や行動が必要なのでしょうか。本セッションでは、ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』の著者で、組織や競争戦略の研究を通じて一流のビジネスリーダーを数多く知る一橋大学大学院教授の楠木建氏と、日本における「フォロワーシップ論」の提唱者のひとりで、次世代リーダー育成などに取り組む、日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターの中竹竜二氏が登壇。「リーダー論」に新たな波を起こしている二人のキーパーソンが、リーダーに求められる条件について熱いディスカッションを展開します。

楠木建先生の著書を3名様にプレゼント!
セッションに参加された方の中から抽選で3名様に、楠木先生編著による書籍『「好き嫌い」と経営』をプレゼントします!


一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授

楠木 建氏

【楠木 建氏プロフィール】
(くすのき けん)1964年東京生まれ。専攻は競争戦略とイノベーション。企業が競争優位を構築する論理について研究している。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了(1992)。一橋大学商学部専任講師、同大学同学部助教授、同大学大学院国際企業戦略研究科准教授を経て、2010年から現職。1997年から2000 年まで一橋大学イノベーション研究センター助教授を兼任。1994-1995年と2002年、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授を兼任。著書として『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』(2010、東洋経済新報社)、『経営センスの論理』(2013、新潮社)、『戦略読書日記』(2013、プレジデント社)、『「好き嫌い」と経営』(2014、東洋経済新報社)などがある。


(公財)日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター
株式会社TEAM BOX代表取締役

中竹 竜二氏

【中竹 竜二氏プロフィール】
(なかたけ りゅうじ)1973年、福岡県生まれ。早稲田大学入学後ラグビー蹴球部に入部。4年次には主将を務め全国大学選手権準優勝。卒業後渡英し、レスタ―大学大学院社会学部修了。01年株式会社三菱総合研究所入社。06年早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、07年度から2年連続で全国大学選手権を制覇。10年4月より日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターに就任。12年度はラグビーU20日本代表監督を兼任。日本における「フォロワーシップ論」の提唱者のひとりとして、次世代リーダーの育成・教育や組織力強化、成人向けの学びの環境づくりに貢献。企業コンサルタントとしても活躍中。主な著書に『自分で動ける部下の育て方—期待マネジメント入門』(ディスカヴァー新書)、『部下を育てるリーダーのレトリック』(日経BP)など。


※プログラムは予告なく内容などを変更することがございますので、予めご了承ください。

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