2005年に大腸がんを摘出、肺や肝臓への転移を経て4度の手術を行った、鳥越俊太郎氏。闘病の経過を自らレポートし、医療のあり方について提言してきたほか、70代となった現在も体を鍛え、健康を維持しています。そのポジティブな生き方や働き方は多くの人たちに勇気を与えていますが、鳥越氏はどのようにがんと向き合ってきたのでしょうか。また、なぜこれほど精力的に仕事をこなすことができるのでしょうか。本講演では、「がんになったら仕事はどうするのか」「闘病から復帰後の仕事の仕方とは」など、鳥越氏が自らの経験に基づく考えを紹介。今後労働力が減少していく中で、「社員が病気や家族の介護で職場を離れることになったらどうすればいいのか」「職場復帰後はどのような点に注意すべきなのか」など、企業の重要課題について会場の皆さんと共に考えます。
ジャーナリスト
鳥越 俊太郎氏
【鳥越 俊太郎氏プロフィール】
(とりごえ しゅんたろう)1940年3月13日生まれ。福岡県吉井町(現うきは市)出身。京都大学文学部卒業後、毎日新聞社に入社。新潟支局、大阪社会部、東京社会部、「サンデー毎日」編集部に所属し、外信部(テヘラン特派員)を経て1988年4月より「サンデー毎日」編集長。1989年に退職して以降、テレビ朝日系列「ザ・スクープ」「サンデージャングル」でキャスターを務めるなど、テレビメディアに活動の場を移した。2005年、ステージ4の大腸がんが発覚、肺や肝臓への転移を経て4度の手術を行った。2010年から始めたスポーツジムに加え2012年にはホノルルマラソン完走を果たすなど健康的なライフスタイルを貫いている。現在もさまざまなメディアで「ニュースの職人」として活躍中。