講演者インタビュー
個と組織のパフォーマンス最大化に繋がる「メンタルタフネス度」とは
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント エンタープライズ事業本部 ディビジョンマネジャー
藤原 靖氏
人的資本経営の要となる「エンゲージメント」が高い状態に保たれるには従業員一人ひとりに「自発的行動」と「ポジティブ感情」が伴っていることが必要です。その状態へと導くカギが、ストレスを適切に対処できるスキル「メンタルタフネス度」です。本講演では「メンタルタフネス度」の重要性を解説するとともに、高めるための具体的な行程、施策の優先度など、企業がどのような支援をするべきかを解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
働き方の多様化が進んだ昨今、企業のご担当者から「現場マネジメントに負担がかかっている」「業務に不慣れな従業員へのケアが行き届かない」といったご相談を受けることがあります。
従業員のメンタル面の課題を解消するには、周囲のサポートが重要な緩衝要因となりますが、テレワーク下では十分なケアができないという課題をお持ちの企業様は少なくないようです。
本講演は、「メンタルヘルス不調者を減らしたい」とともに、「エンゲージメントを向上させたい」とお考えの人事担当者様におすすめの内容です。そのニーズの両者を叶え、個と組織のパフォーマンス最大化に繋げる「メンタルタフネス度」の概念についてお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
従業員のメンタルヘルス問題を解決するためには、従業員自らがストレスに適切に対処し、いかに気持ちを切り替えてモチベーションを維持していくかがこれまで以上に重要です。その従業員のポジティブな感情や自発的行動を起こせる“スキル”がエンゲージメント向上に繋がると当社は考えています。
本講演は、従業員自らが自律的にストレスに対処できるスキル「メンタルタフネス度」の重要性に触れながら、ストレス対処方法の基本から、エンゲージメント向上のために企業ができることについて解説します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
個人の能力を高め、より良い方向に導く「メンタルタフネス度」を強化することは、従来のメンタルヘルス対策に限らず、企業が抱えるさまざまな課題解決の糸口となります。従業員のメンタルタフネス度向上のメリットをお伝えするとともに、エンゲージメント向上に向けたヒントにしていただけたら幸いです。
- 藤原 靖氏(ふじわら やすし)
- 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント エンタープライズ事業本部 ディビジョンマネジャー
- 新卒で人材ビジネス会社に入社後法人営業として新規・既存営業に携わる。2012年に当社に入社し、一貫してメンタルヘルス対策とエンゲージメント向上を実現するための「メンタリティマネジメント」の普及・提案活動を行う。現在は、新規営業を担うエンタープライズ事業本部の責任者として従事。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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