人と組織について体系的に学ぶイベント
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日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」 
				2024年11月6日(水)・7日(木)・8日(金)・12日(火)・13日(水)・14日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省(予定)

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」トップ 講演者インタビュー 小倉 環氏(株式会社ハーモニーワークス 代表取締役/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員)インタビュー

女性活躍推進を加速するための
ライフイベントを乗り越えて活躍する女性社員を増やす5つのポイント

小倉 環氏 photo

株式会社ハーモニーワークス 代表取締役/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員

小倉 環氏

女性社員の活躍には両立支援が不可欠ですが、それだけではなかなか「活躍」に結びつかず、女性管理職候補者が増えないというお悩みはありませんか? 本講演では妊娠・出産・育児というライフイベントを乗り越え、職場でリーダーシップを発揮し、活躍する女性を増やすためのポイントを育成と職場環境に絞って5つお伝えします。女性だけでなく時間制約のある従業員がますます増える組織においても役立つ内容です。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

当社は女性活躍推進の領域で、特に「キャリアと育児の両立」を強みとしています。
育児介護休業法により、時短勤務をはじめとした制度が充実しました。その一方で、リーダーシップを発揮する女性を増やすために、早期の育成の必要性を感じながらも時短勤務の長期化による意欲の低迷に課題をお持ちの企業様は多いです。本セミナーでは、どうすればライフイベントを乗り越えて活躍する女性を増やせるのか、事例を交えながらお伝えします。
また育児や介護などは、女性に限った話ではなく男性にも大きな影響があります。さらに自身の病気と仕事を両立する必要に迫られる人も増えるでしょう。誰もが時間に制約を持って働く時代は、誰もが誰かのサポーターになる時代です。組織における時間制約者とそうでない方の軋轢や葛藤を解消し、インクルーシブな組織になるための考え方は、ダイバーシティを進める上で必ず役立ちます。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

DE&Iにおける領域で、当社は「女性活躍」「キャリアと育児・介護の両立」「男性の育児との両立」を強みとしており、200社を超える支援をしてきました。
当社は上記の領域において、教育研修ときめ細やかなコンサルティングを強みとしています。DE&Iは風土改革や組織開発にも関わるため、当事者以外の人に理解や、支援を促すことができなければ、効果は一時的なものになりがちです。硬直化した職場では、時短勤務の女性のキャリア意識が低いことに、人事担当者様が悩みを抱えるケースも多いです。
女性活躍推進でリーダーを増やしていくには、早期のキャリア教育と、仕事とライフイベントを両立する女性のキャリア形成支援を本気で考える必要があります。このテーマに取り組むことは、管理職や制約のない社員の「しわ寄せ」の負担軽減にもつながります。ぜひ、皆様の組織でご参考にしていただきたいです。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

人材確保が困難な時代において、勤務時間に制約のある社員を活かすマネジメントは待ったなしです。その最重要課題は、仕事とライフイベントを両立しながら、キャリア意識を持たせ続けられるかだと当社は考えています。制度の整備だけでなく、時間制約があっても社員に貢献意欲とやりがいを持たせるために必要なことをお伝えします。

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講演者プロフィール
小倉 環氏(おぐら たまき)
株式会社ハーモニーワークス 代表取締役/昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員
採用コンサルティングに従事した後に(株)ハーモニーワークスを設立。以来、民間企業、自治体等に女性活躍推進研修及びコンサルティングを提供。女性のキャリア支援は延べ10000人以上。経営戦略に紐づいた女性活躍、両立環境の整備、育成と全体像を捉えたコンサルティングで評価を得る。育児期女性のキャリアを研究中。

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