講演者インタビュー
ハラスメントがない環境を実現するために
~部下からの「ハラハラ」が起きる要因と発生時の対応策
株式会社ネットラーニング 代表取締役社長
岸田 努氏
ハラスメントの訴えの中には、セクハラやパワハラが多く見受けられますが最近では、管理職や上司が適切な指導をしているにもかかわらず部下からハラスメント行為だと指摘される「ハラハラ」が増えております。それを見逃してしまうと組織崩壊を招きかねません。本講演では、「ハラハラ」が起きる要因から組織に及ぼす影響、会社としてどのように対処すべきか、そして従業員教育とその効果についてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
さまざまなハラスメント対策に課題をお持ちの方や、最近深刻な問題となっている「ハラハラ(ハラスメント・ハラスメント)」を訴える社員への対応に関心をお持ちの方にご参加いただけると幸いです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演ではまず、日本ハラスメントリスク管理協会・代表理事の金井様が登壇し、「ハラハラ」とはなにか、それが起こる仕組みや組織に及ぼす影響、「ハラハラ」発生時の対応などを詳しく解説します。「ハラハラ」が持つリスクと、会社としての対処方法を理解できることがポイントです。
またハラスメント全般を予防するためには「品性のある組織を作る」ことが重要です。品性のある組織を作るために「自分も相手も肯定するマネジメント」を学び、ぜひ明日からの組織づくりにご活用ください。
講演の後半では、eラーニング最大手のネットラーニング社・代表の岸田から、ハラスメント対策研修を実施している企業の教育効果の検証と、学びのプラットフォームを活用した研修手法とその特長をご紹介します。具体的なeラーニングコースのデモを交え、基本知識の定着と意識改革を促す研修について詳しく解説します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ハラスメント問題はますます複雑化しています。本講演で「ハラハラ」の正しい知識をお伝えし、ハラスメントが起きない職場環境作りの一助となれば幸いです。
- 岸田 努氏(きしだ つとむ)
- 株式会社ネットラーニング 代表取締役社長
- 外資系ITサービスで大手企業中心に情報システムを導入。2003年ネットラーニング入社。eラーニング市場作りと開拓を行い大手企業中心にコンサルティングに携わり数々の研修を成功に導く。2021年代表取締役社長に就任。JMOOC、デジタルラーニング・コンソーシアムの理事を務めHRテクノロジーの普及を推進。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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