講演者インタビュー
エンゲージメント向上のカギは従業員の共感にあり~会社のメッセージと動機付けで施策の効果を高めるコツ
株式会社NTT HumanEX DXマーケティング部 プロモーション担当
清水 彩花氏
エンゲージメント診断の結果が活用できない、施策の効果が出ない、エンゲージメントを高めるための具体的な打ち手がわからない等の課題をよくお聞きします。本講演では、エンゲージメント向上施策の失敗事例から問題点を整理し、具体的な解決策と効果を上げるポイントを解説。成功のカギを握る、従業員の共感をどう高めたらよいのか、会社からの「メッセージの出し方」と「動機付け」に焦点を当てて、詳しくお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
エンゲージメントは企業の持続的な成長や価値向上の鍵であり、多くの企業が人的資本経営の実現に向けてエンゲージメント向上に取り組んでいます。しかし、エンゲージメント診断の結果を生かせていなかったり、全社員向けの施策に期待した効果が出なかったりと、課題もあるのではないでしょうか。本講演では、こうした課題を抱える方々に向けて、エンゲージメントの重要性を再確認するとともに、企業の取り組みの実態を調査し、調査結果から明らかになった課題をご紹介します。さらに、失敗につながる事例から問題点を考察し、具体的な解決策と施策の効果を高めるためのポイントを解説します。自社の取り組みがエンゲージメント向上につながらないという課題をお持ちの方には、よくある失敗事例に当てはまっていないかチェックしながら、実践的なヒントが得られる内容です。ぜひこの機会に講演をご覧いただき、貴社のエンゲージメント向上にお役立ていただければ幸いです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
人的資本経営の実現に向けたエンゲージメント向上に取り組む企業が増えています。しかし「実際に施策を実行して成果も出ている」企業は、全体の3割にも満たないという調査結果も。当社で実施したウェビナーのアンケート結果では、施策の効果測定とその後の対応が課題となっており、現状を可視化するだけでなく、実施後の具体的なアクションがエンゲージメント向上において重視されています。
今回の講演では、エンゲージメント診断の開発者であり、診断結果の分析も行う専門家 と、お客さまのエンゲージメント向上支援を専門とするコンサルタントとの対談形式でお話します。専門家からは、企業におけるエンゲージメントの実態調査結果をもとに、エンゲージメントの位置づけや課題としての重要度、成果が出ている企業とそうでない企業の差など、エンゲージメント向上のポイントを明らかにします。
コンサルタントからは、よくある失敗事例から問題点を整理し、なぜ失敗につながってしまうのかを考察するとともに、具体的な解決策について解説します。全社員を対象に施策を実施しても成果が上がらない理由や、従業員がやらされ感なく自発的にエンゲージメント診断や施策に取り組むにはどうすればよいか、実例を交えながら具体的にお話します。この講演を通じて、エンゲージメント向上のための実践的なヒントを持ち帰っていただければ幸いです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
エンゲージメント向上に取り組む企業が増えている一方で、従業員の診断疲れや施策の効果に課題を抱える企業も少なくありません。施策はあくまでエンゲージメント向上の手段であり、従業員自身がその重要性を理解し、診断や施策に取り組み、自発的にエンゲージメントを高めていくことが重要です。当社は人事と育成の基盤事業を受け継ぎ設立した比較的新しい会社ですが、環境変化にどう対応し、エンゲージメントを維持・向上させるのか、知見やノウハウ等を蓄積してきました。本講演では、その知見を皆さまと共有し、具体的な事例を通じて実践的なヒントを提供いたします。貴社・皆さまにとって組織・人材づくりの一助となれば幸甚です。
- 清水 彩花氏(しみず あやか)
- 株式会社NTT HumanEX DXマーケティング部 プロモーション担当
- 当社の前身である、NTTラーニングシステムズに入社後、NTTグループ向けの技術力向上研修や営業力強化施策に営業担当として携わったのち、現在は社内外へのプロモーション活動やデジタルマーケティングを担当。営業経験を活かして、お客様の課題解決に向けた人材育成のトレンド等の発信に注力している。
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