講演者インタビュー
産業保健師が解説する
企業担当者がメンタルヘルス不調者対応で気をつけるべきポイントとは?
株式会社エムステージ 取締役 産業保健事業部 事業部長
樋口 浩一氏
昨今は、メンタルヘルス不調者が増加し、その対策や休復職支援の対応に苦慮されている企業も少なくありません。本講演では、数多くの企業で産業保健師としてご経験をお持ちの志野恭子氏が、実際の事例をもとに担当者様が忘れがちなポイントや、注意するべき点を解説します。また、当社の樋口より、生産性向上・従業員のメンタルヘルス対策を推進するために効果的な取り組みについて紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
コロナが明け日常が戻ってきたにもかかわらず、多くの企業でメンタルヘルス不調者が増加しており、その対応に苦慮されているかと思います。
令和5年度の「過労死等の労災補償状況」でも過労死等に関する請求件数は4,598件となり、前年度から1,112件増加しています。
そのような状況で、以下のような課題をお持ちの方に興味を持っていただける内容です。
・メンタルヘルス不調の休復職対応に苦慮している。
・これからメンタルヘルス対策を具体的に取り組もうと考えている。
・メンタルヘルス対策を取り組んでいきたいが、社内に専門職がいない。
・メンタルヘルス対策や健康経営の取り組みをさらに進めていきたいと考えている。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では、数多くの企業で産業保健師として経験を持つ志野恭子氏が、産業保健師として携わったメンタルヘルス対応について講演。
具体的には、これまでのご経験をもとにした、現場でのメンタルヘルス対応の注意点を紹介します。さらに、コロナ禍以降、在宅勤務が普及している中で、オンラインやクラウドを活用した復職支援などの取り組みについてもお話しいただきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
近年、健康経営に取り組む企業が増えてきていますが、従業員の健康管理の重要課題であるメンタルヘルスへの対応は、さまざまな企業が苦慮しているかと思います。
また、人材不足が叫ばれる中、今いる従業員の生産性をいかに維持して働き続けてもらうかが企業の重要な課題になっています。
本講演が企業のメンタルヘルス対策のヒントになればと考えています。
- 樋口 浩一氏(ひぐち こういち)
- 株式会社エムステージ 取締役 産業保健事業部 事業部長
- 20年以上に渡り企業に対してメンタルヘルスケア、ストレスチェック、EAPなど、企業の健康経営推進等のヘルスケア業務に従事。株式会社エムステージに入社後、 主に西日本の産業医紹介や産業保健活動の提案に携わる。2023年より株式会社エムステージ取締役に就任し、産業保健事業部を牽引する。
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