講演者インタビュー
大日本印刷の事業部トップが語る「自ら学ぶ組織」への挑戦
グローバルキャリアを形成する人材育成戦略
株式会社プロゴス アカウントセールス1部 部長
高平 敦則氏
グローバル市場での競争が激化する中で、社員一人ひとりが自律的に学び続けることが、企業の競争力を左右します。本講演では、大日本印刷のイメージングコミュニケーション事業部の事業部長をお招きして、事業部独自の取り組みをご紹介。トップ層が自ら率先して学ぶ姿勢を示し、社員の自発的な学びを促進した方法やグローバルで通用するスキルの向上におけるヒントをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
多くの企業で、社員の自律的な学習と組織の成長が求められる中、学びの文化を醸成することが課題となっています。特に、グローバル化が進む現代において、社員が自発的に学び、成長する環境を作り出すことは、企業の競争力を高める上で不可欠です。しかし、以下のような課題をお感じではないでしょうか。
・社員の自律的な学びを掲げるも思うように進まない
・トップ層が学びを率先して実践することで、学習文化を社内に広げたい
・社員のグローバルキャリアに対する志向が高まらない
・グローバル人材育成の取り組みをさらに進めたいが、次のステップが見えにくい
本講演は、社員の学習意欲を高め、組織全体の成長を促進するための具体策を求めている研修ご担当者さま向けの内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
かつての企業では、トップダウン型の施策によって成長が進められていましたが、今日では社員が自ら学び、成長する文化を醸成することが不可欠となっています。特に、グローバル市場での競争が激化する中で、社員一人ひとりが自律的に学び続けることが、企業の競争力を左右します。
本講演の聞きどころは、大日本印刷イメージングコミュニケーション事業部がどのようにして「自ら学ぶ組織」を築くことに挑戦しているのか、です。特に注目すべきは、『Ownership×Professionalism×Global Mindset』と定義された人材像を基に、トップ層が率先して学びの文化を広め、社員全体に学びの重要性を浸透させたプロセスです。
この取り組みでは、本社人事の施策だけに頼らず、事業成長に必要な人材育成を事業部が行うこと、それをトップ層が模範を示すことで、社員に学びの意欲を持たせる文化を醸成しました。その結果、語学力の向上や業務での行動変容といった具体的な成果が得られています。また、社員が自らのキャリアに対して積極的に向き合い、グローバルに通用するスキルを磨くための具体的な施策も取り入れられています。
この講演では、本取り組みを通じて得られた成功事例や、その背景にある戦略について掘り下げます。企業が直面する組織変革の課題に対して、どのように学びの文化を育むかを模索している方にとって、貴重な知見が得られる内容です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回の講演では、具体的な事例を交えながら「学びの文化をどのように根付かせるか」「トップ層の行動が組織全体にどのような影響を与えるか」「事業部内で人材育成する重要性」をテーマにお話しします。
皆さまの組織で日々の取り組みに生かせるヒントを見つけていただけるよう努めます。講演を通じて、貴社の成長に役立つ具体的なアイデアをお持ち帰りいただければ幸いです。
- 高平 敦則氏(たかひら あつのり)
- 株式会社プロゴス アカウントセールス1部 部長
- 大手企業を中心に法人営業および人材・組織開発の分野で15年以上従事し、特にグローバル領域に注力。支援実績は200社を超える。現在は、若手社員の育成と事業成長の推進を担い、2024年4月より現職に就任。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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