――　今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？

本講演は、教育がコストとみなしがちで、そのビジネス成果への直接的なインパクトを感じられていない経営者や人事責任者、教育プログラム担当者に最適です。

多くの企業では、人材育成を単なるコストと捉えており、教育投資としての実質的な価値を見いだせていないのが現状です。この講演では、ビジネスの成果から逆算して人材育成の仕組みを構築する方法に焦点を当て、人材育成が直接的な成果にどのように貢献するかを明らかにします。具体的には、戦略的な人材育成アプローチを整理し、組織が求める「成果に直結する逆算式人材育成計画」の立案と実施方法を提供します。

参加者は、自社の人材育成プログラムがビジネスの成功に寄与する仕組みの構築と、教育の戦略的価値を再評価する機会を得られます。

――　今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

このセッションでは、ビジネス成果に直接的に貢献する人材育成のシステムを構築するための具体的な手法と理論について深掘りします。「HPI（Human Performance Improvement）」と「ID（Instructional Design）」というフレームワークを用い、どのように組織全体のパフォーマンス向上が図れるかを探ります。特に、企業内教育での具体的な事例を通じて、これらの理論が実際にどのように応用されているかを示します。

日本のインストラクショナルデザインの第一人者である鈴木克明教授をゲストに迎え、理論的な背景と具体的なアプローチ方法をわかりやすく説明します。

また、教育の効果を最大限に引き出すための現状分析の重要性、個々の社員のスキルレベルに応じた教育プログラムの設計方法も紹介します。この講演に参加することで、教育活動がビジネス成果にどのように貢献するかの理解を深め、自組織でこれらのアプローチを活用するための方法を学べます。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

教育と人材育成はしばしば単なるコストとして見られがちです。本講演では、それらがいかに企業のビジネスの成果に、密接に関連しているかを明らかにすることを目指しています。

戦略的に設計された教育プログラムが、ビジネスの成長にどう貢献するかの具体例を共有し、皆さまの組織に新たな視点をもたらすことを期待しています。

ぜひこの機会に、ビジネス成果につながる逆算型人材育成の仕組みづくりに必要な「理論」と「具体的な実践方法」の理解を深め、ご自身のチームや組織に新たな価値をもたらす一歩を踏み出してください。

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