――　今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？

「エンゲージメント向上について、どこから着手したら良いかわからない」「サーベイを導入したが、現状の把握にしか活用できていない」

当社では、人的資本経営やダイバーシティ経営を推進する企業さまから、このようなご相談を多数うかがっています。

従業員エンゲージメントの向上は、さまざまな要素が複合的に関係する課題です。具体的な施策も「経営」「マネジメント」「職場」「職務」など、どの領域に対してアプローチをするのかなど手法は多岐にわたります。

今回の講演では、「マネジメント」にフォーカスし、明治安田が実践する管理職育成を通じたエンゲージメント向上施策のポイントを解説します。

「エンゲージメント向上施策のヒントを得たい」「今後、人事戦略として人的資本経営を推進するにあたり、全社でエンゲージメント向上に取り組みたい」とお考えの経営層・人事部門の担当者の方はぜひご参加ください。

――　今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

「仕組みや制度を整え、社員の意識・組織文化にも何かしら取り組みはしているのに自組織の改善を感じない」とお悩みの企業の多くが見落としがちなことがあります。

それは、エンゲージメントのカギを握るのは「社員の組織・職務に対する共感度」であるという点です。「企業のありたい姿」と「個人のありたい姿」にギャップがあるままでは、納得感をもって働くことはできません。

「企業のありたい姿」と「個人のありたい姿」のギャップを埋めるためにも、企業とメンバー個人の間をつなぐ「管理職」の役割が非常に重要となります。

本講演では、数値による定量評価だけでなく、定性的な取り組みも評価することになった明治安田の事例をもとに、管理職の日常的な関わりによってメンバーの働きがいを高める施策についてご紹介します。

明治安田フィロソフィーを中心に自拠点のビジョン・バリューを作成、現場へ共有することで、数値に表れない行動・姿勢を評価するための定性評価の基盤作りや、成功事例の全社展開によって運用イメージを浸透させるなど、取り組みは多岐にわたります。

エンゲージメント向上の施策をその場限りにせず、組織の動力源としていくためにはどのような管理職育成施策を実施すると良いのか。管理職同士での認識のすり合わせや、メンバーへの伝達はどのようにすると効果的なのか。
講演にて詳しく解説してまいります。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

人的資本経営を目指し、各社さまざまなお取り組みを推進していることと存じます。

中でも社員エンゲージメントの向上は、企業のダイバーシティ受容が進むにつれて複雑化しやすく、頭を悩ませる経営・人事の担当者も多いことでしょう。

本講演にご参加いただき、管理職育成という切り口でエンゲージメント向上施策を進めるヒントを、ぜひお持ち帰りください。

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