講演者インタビュー
人的資本経営を“効果検証”の観点から考える。
～鍵を握るManager（管理職）の行動変容の促し方～
Ridgelinez株式会社 Director
河野 聡氏
人的資本経営の取り組みを加速する論点は複数あるものの、施策の定量的な効果把握が難しいために、一過性の取組みで終わってしまうという課題をよく伺います。本講演では、実支援例も用いながら「組織業績と人事施策の関連性の効果検証方法」について解説。その中でも特に、人的資本である従業員を現場で日々高め支えているManagerの支援に焦点を当て、巻き込み方や行動変容を促すための具体的なヒントを提示します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
各企業様では人的資本経営の取組みを何らか行っていらっしゃる状況と考えますが、
・より強化したい！
・特にManagerの重要性を理解し巻き込んでいきたい！
と考えていらっしゃる方に向けてご説明したいと思います。
人的資本経営を高めるアプローチ・考え方は様々ですが、当講演では「組織業績と人事施策の関連性の効果検証方法」、そして「組織業績に影響を与えるManagerの巻き込みと有機的な行動変容の促し方」 にフォーカスします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
フォーカスポイントごとに具体的な実例を確認し、自社での取り組みイメージを検討いただきたいと考えています。「組織業績と人事施策の関連性の効果検証方法」については、「財務指標」と「非財務指標」との関係性の担保をどのように考えたらよいか、実支援例も用いながら、モデルを提示します。
「組織業績に影響を与えるManagerの巻き込みと有機的な行動変容の促し方」については、
自社独自のこだわり・想いをどのように言語化し展開したらよいか、実支援例も用いながら、有効な施策のヒントを提示します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
定量的に効果の把握が難しい人事の取組みについて、効果検証可能なモデルをお示しできると考えます。
一過性の取組みで終わらせず、継続的に効果検証できる仕組みをお聞きいただければと思います。
- 河野 聡氏（こうの さとし）
- Ridgelinez株式会社 Director
- 事業会社人事部にて上場を含む制度改定等の幅広い実務経験後、コンサルタントとして日本IBMを経てRidgelinezに参画。上流から実務までの実践的な変革を支援。主要支援テーマ：変革ロードマップ策定、人事機能高度化、人的資本経営に向けた施策立案・ストーリー構築・開示対応、人事制度設計、人事業務DX推進。
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