講演者インタビュー
「やらされ感」を「面白い!」に変える!「学び」の体験価値を高める5つのポイント
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 シニアコンサルタント/ラーニングデザインエキスパート
上松 恵子氏
人材育成にコストをかけても、受講する社員が「やらされ感」いっぱい、主体性を十分に発揮できていないという組織のお悩みをよく聞きます。本講演では、独自の調査データと6,000人以上の人材育成に関わった事例を踏まえて、主体的に学ぶ社員を生み出す研修のポイントを具体例を交えてお話しします。「学びが面白い! 学ぶ快感を知った!」そんな声が聞こえる研修のために、今からできることをご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、「社員に自律的に学んで欲しいが、成果につながる研修の選び方や企画の仕方が分からない」とお悩みの人材開発部門・会社経営の皆様にお勧めします。
・受講者が各自の現場に戻った際、実務に生かされているのか
・研修をe-Learningに置き換えたが、効果が得られているか
こうした不安やお悩みをお持ちの方は少なくありません。
「成果につながる学び」はどのように設計すべきなのでしょうか。
情報があふれる中で、一方的に知識や情報を教わる研修の満足度が下がっています。IT技術の進歩やコロナ禍を経て学び方が変化し、受講生の研修に対する期待感も変わっているのです。今こそ従来の研修を見直すタイミングです。
そんな中、「いかにして受講生に意味のある学習体験を積ませるか」という「学び」の体験価値を高めることに注目が集まっています。その具体的な取り組み方について、お伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
今回は、6,000人以上に研修をはじめとした人材育成に関わった講師の経験を織り交ぜてお話しします。具体的な事例の中には、きっと貴社のご状況に近い事例もあるかと思います。参考にしていただき、貴社の次の一手につなげていただけると幸いです。
また、当社が独自に実施した調査の結果をもとに、企業が抱えている課題や取り組み状況について整理し、トレンドの移り変わりや傾向などをお話しします。他社のデータから見える課題や現状と照らし合わせることで、貴社の課題があぶりだされるかもしれません。
講師の実体験、そして、定量的な調査結果を踏まえ、具体的に必要な要素、学習設計と効果測定の方法などを解説します。「学び」の体験価値を高め、「成果につながる学び」につながるヒントをご提供します。
社員教育や人材開発に関わっている方はぜひ参加ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当社は幅広い業界・規模の企業様とお取引があり、研修受講生の階層やテーマも多岐にわたります。各社・各部門のありたい姿や求める人材の育成の実現に向けて、日々お客様と伴走しながら学びを提供しご支援しています。自ら考え実行する人材の育成には苦戦している企業も少なくありません。その苦戦を打開するヒントは、「学び」の体験価値を高めることにあると実感しております。
インプットのみの研修やe-ラーニングでは主体的な学びは促進されません。人材育成への向き合い方の変革が必要となる今、「学び」の体験価値を高め、「成果につながる学び」に近づく一歩となる講演をお届けしたいと思います。
- 上松 恵子氏(うえまつ けいこ)
- パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 シニアコンサルタント/ラーニングデザインエキスパート
- 広告・出版業の企画・営業職、学校法人の広報職の後、研修講師に。幅広い業界、階層、テーマの実績を持つ。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。