講演者インタビュー
社員のエンゲージメントを高める音声コミュニケーション戦略
~社内ラジオで醸成する組織の一体感~
株式会社オトバンク 代表取締役会長/日本オーディオブック協議会 常任理事
上田 渉氏
働き方が多様化している現代、「社員一人ひとりの声を効果的に組織全体に届け、社内のつながりを強化したい」という課題意識が高まっています。本講演では社員同士の共感と絆を深め、エンゲージメントを高める新たなコミュニケーション戦略を紹介します。感情や意図が直接的に伝わる「社内ラジオ」が、いかにエンゲージメント向上と成果へ結びつくのか。社内ラジオ実践企業のMeiji Seikaファルマ様とともに解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
今回の講演は、社内コミュニケーションの活性化や、従業員エンゲージメントの向上に課題を抱えている企業様を対象としています。特に、従業員同士のつながりや一体感の不足、情報共有の円滑化に悩んでいる方々に最適です。働き方が多様化する中で、従来のコミュニケーション手法ではカバーしきれない部分が増えており、社員一人ひとりの声を効果的に届ける手段が求められています。
「社内ラジオ」は、音声を通じて感情や意図をより直接的に伝えることができるため、共感や絆を深める効果があります。本講演では、実際に社内ラジオを導入しているMeiji Seikaファルマ様の事例を交えながら、具体的な課題解決策を提案いたします。課題に対する新たなアプローチを模索されている方々にとって、実践的かつ参考になる内容をお届けします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
今回の講演の聞きどころは、「社内ラジオ」という新しいコミュニケーションツールを通じて、どのようにして社員同士の共感や絆を深め、エンゲージメントを向上させることができるのか、その具体的なアプローチにあります。「社内ラジオ」は、単なる情報伝達手段としてだけでなく、社員一人ひとりの声を拾い上げ、組織全体に共有することで、全社的な一体感を醸成する強力なツールです。
今回ゲスト登壇いただくMeiji Seikaファルマ様には、実際に「社内ラジオ」を導入し、どのように課題解決に取り組まれているか、その実例をご紹介します。導入の背景や経緯、運用上の工夫、社員からのフィードバックなど、講演をご覧になる企業様にとって参考になるような内容をお届けします。
さらに、講演では「社内ラジオ」を実際に制作していくための具体的なステップや、スタートしてから起こりがちな注意点についても触れます。また、どのようにしてマネジメント層を巻き込み社員全体に浸透させ、成果をあげていくかというアプローチでも具体的にお話します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回の講演では、「社内ラジオ」というユニークなツールを通じて、いかにして社員同士のつながりを強化し、エンゲージメントを向上させるかについて深く掘り下げます。多様化する働き方の中で、従業員一人ひとりが組織に貢献し、共感を育むための新たな手法をお伝えできればと考えています。皆さまにとって、実践的かつ有益な時間となるよう準備を進めておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。
- 上田 渉氏(うえだ わたる)
- 株式会社オトバンク 代表取締役会長/日本オーディオブック協議会 常任理事
- 東京大学経済学部経営学科中退。複数NPO・IT企業の立ち上げ・運営を経て、2004年オトバンクを創業し、代表取締役に就任。出版業界の振興を目的に、オーディオブックを文化として浸透させるべく日々奔走している。2022年7月に10年ぶりに著書『超効率耳勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を出版。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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