講演者インタビュー
SHIONOGI 2030 Vision 実現に向けた人材改革~グローバル化に向けた意識変革へ~
塩野義製薬株式会社 経営戦略本部 人事部 キャリア開発室長
関 洋平氏
SHIONOGIは新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出すという「SHIONOGI 2030 Vision」を掲げ、ヘルスケアサービスとしての価値提供をすべく、グローバルな成長とビジネスモデルの変革を目指しています。本講演では、全社戦略と連動し、その戦略実現に向けて実施している人材育成施策、特に全社のグローバル人材育成施策について具体的な事例をお話しします。(協賛/株式会社EdulinX)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
従業員のグローバル化について課題をお持ちの方、意識改革の必要性を感じられている方、海外対応力の可視化を検討されている方向けの内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
SHIONOGI では、中期経営計画(STS2030)を達成するために、グローバルでの成長とビジネスモデルの変革が求められています。一方で、SHIONOGIにおけるグローバル化、海外対応が可能な人員が限られている中、働き方・人事制度といったハード面の改革だけではなく、それらを支える/実行する従業員の意識改革、成長も取り組まなければならない課題でした。
そういった中、従業員が健全な危機感を覚え、自ら学ぶこと(自律実践)を実現するための各種施策を行う中、2023年度は全従業員を対象に英語能力のアセスメントを行い、能力を可視化しました。本講演では、そういった従業員のグローバル化に向けた意識変革、さらには人材の成長支援施策、施策実行において工夫した点や苦労した点についてお話しします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回はSHIONOGIの人材成長に向けた支援施策、特にグローバル化に向けた人材の成長支援施策についてお話しします。SHIONOGIのグローバル化は道半ばであり、これらを支える人材の確保が喫緊の課題である中、自分たちが取り組んできた施策とその苦悩、失敗含めて、包み隠さず率直な状況をお話しします。私のお話が、参加いただいた皆さまの施策検討に少しでもお役に立てれば幸いです。
- 関 洋平氏(せき ようへい)
- 塩野義製薬株式会社 経営戦略本部 人事部 キャリア開発室長
- 2002年大学院修士課程修了後、塩野義製薬株式会社入社。同社開発本部において、感染症、疼痛領域を中心とした、医薬品開発の一連の業務を担当。2022年、人事部キャリア開発室にて、人材育成、採用、エンゲージメント及び会社のグローバルHRの体制整備等の業務をマネジメント。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。