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日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」 
				2024年11月6日(水)・7日(木)・8日(金)・12日(火)・13日(水)・14日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省(予定)

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」トップ 講演者インタビュー 仁藤 和良氏(株式会社ビヨンド 代表取締役社長)インタビュー

人事も職場も扱いづらい「今の新人」の育成のキモは何か
~新人育成をアップデートするための3つの観点~

仁藤 和良氏 photo

株式会社ビヨンド 代表取締役社長

仁藤 和良氏

「すべきことが終わっていないのに相談もなく帰宅」「スマホを見ながらプレゼン」等、人事や配属先から今の新人に関する悩ましいご相談が増えています。これらの悪気のない新人に対して、パワハラも気にしつつどのように関わっていけばよいのか。本講演では、「仕事観の書き換え」「フィードバック基準のインストール」「新入社員研修と配属先をつなぐ場の設定」という3つの観点から、「今の新人」の育成方法について考えます。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

一言で申し上げると「今の新人研修に少なからず改善余地を感じているが、どうしたらよいか分からない」という方向けの講演です。しかし、本講演の中では具体的に研修内容の各論の話まではできないと思いますので、特に「新人研修を企画設計する際の考え方、押さえどころを知りたい」という方におすすめです。

「長年実施しているから」という理由だけで、昔ながらの新人研修を継続している企業は多いようです。しかし、ここ7-8年の実感ですが、「旧来型の新人へのアプローチが刺さらなくなっている」という声を人事の方からよく聞きます。

この問題については、「なぜそうなのか?」「どうしたらよいのか?」という当社なりの考え方をもっており、多くの企業に共感いただいています。その内容を今回の講演でシェアしたいと思います。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

職場のマネジャーやOJT担当者の方とお話しすると、多くの方から新人育成に関する、さまざまな悩みを聞きます。彼らは働く時間が圧縮される中、新人の育成に十分な時間をかける余力がない。そのうえ彼らが直面しているのは「こんなこともわざわざ言わなければならないのか」問題です。

新人が「すべきことを終えずに報告もなく帰宅する」「自分の言動が関係者にどう受け止められるかに無配慮」などです。これはとても気になりますよね。まさに現場からすると「こんなこともわざわざ言わなければならないのか」と。

しかし、「あまり細かく都度注意するのも、マイクロマネジメントっぽくて嫌がられそうだな」「こちらが良かれと思って指摘したことを、新人にパワハラだと捉えられないだろうか」「メンタル不調につながる怖さもある」などと悩ましい。

本講演では、ここに対するヒントをご提供します。一つ目は、「土台となる仕事観の書き換え」、二つ目は「フィードバック基準のインストール」、三つ目は「新入社員研修と配属先をつなぐ場の設定」です。

本講演では、この三つのポイントをひも解きます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

今回の講演では概念的な話が多めになるかもしれません。というのも、「HOW」をお伝えするよりも「根本的にどう考えるか」ということの方が、皆さんが企画を考える際に有効だと思うのです。「HOW」を聞くと、何かを得た気になりやすいものの、応用が効きづらく個別最適になりやすいんですよね。具体的な研修の各論をどうするかも大事ですが、「その前に考えるべきこと」をお伝えします。

そのうえで興味をもっていただいた方には、別途、当社の新入社員研修「ロケットスタート」の内容もお伝えしたいですね。後続の無料セミナーも当日ご紹介したいと思っています。

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講演者プロフィール
仁藤 和良氏(にとう かずよし)
株式会社ビヨンド 代表取締役社長
早稲田大学法学部卒。人材・組織開発コンサルタント。アクセンチュアとリクルートを経て、ビヨンドを設立。ミッションは「幸せの共創」。「研修それ自体は目的ではなく手段」という視点を大切に、独自技術SCTセルフコンフィデンス・テクノロジーを活用した「一皮むける研修」を世に広めることに情熱を燃やしている。

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