講演者インタビュー
26卒学生アンケートをもとに考える、学生を惹きつける採用ブランディングのポイントとは
エン・ジャパン株式会社 新卒採用支援事業部 営業責任者
皿田 彩乃氏
早期化と売り手市場により、新卒採用における学生の応募数は全体として減少傾向にあります。いかに学生に「自社を知ってもらえるか、応募してもらえるか」が重要視される中で、近年注力する企業も増えているのが“採用ブランディング”です。しかし、何からやれば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。本講演では採用ブランディングの基礎的なポイントと具体的な施策を解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
下記のような課題やお悩みをお持ちの企業にはぜひ聞いていただきたい内容です。
・そもそも学生に認知されていないので、エントリー数が少ない(=母集団の量を増やしたい)
・学生から持たれている業界や企業のイメージを変えて、今までと違うターゲットからの応募を集めたい(=母集団の質を高めたい)
・選考中や内定承諾後の辞退に悩んでいる
Z世代の学生は、クチコミサイト、SNS、オープンチャット、インターネット記事など、企業が直接発信する情報以外の情報を集めながら就活を行っています。実は企業が把握していない第三者からの情報をもとに、「エントリーをしない」「選考を辞退する」といった意思決定が行われているケースがあります。
本講演では、そのような中で、学生から正しく広く認知してもらうための施策についてお話しします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ここ数年、学生の就活スケジュールや就活で参考にする情報源は大きく変化しています。
例えば、学生がどれくらい社員のクチコミサイトを見ているか、どのタイミングでどれくらい参考にしているかご存じでしょうか。
わからないと思った方はぜひご参加ください。学生や世の中の変化に合わせて、「どこで誰からどんな情報を発信するか」をアップデートしていく必要があり、そのためには学生が「どのタイミングでどのように何の情報を収集しているか」の解像度を高めることが不可欠です。
講演の中では、「学生はどんな情報を見ているのか」「企業はどこでどんな情報露出をすれば学生に正しく認知してもらえるのか」といった疑問に少しでもお答えできるように、学生へのアンケート結果や採用ブランディング施策の考え方を解説します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私たちは、“未来の社会を創る若者” と “若手の才能を引き出す企業” の縁を結ぶことを目指してスカウトサービスを運営しています。
そこで、多くの学生が、長期的なキャリアを見据えた自身の成長や経験よりも、目先の給料や待遇を重視して意思決定している状況に危機感を感じています。
また、成長性や、若手の裁量があり、学生にとって魅力的なのにそれが知られていない企業があることにももったいなさを感じています。
本講演は、ご参加いただいた皆さまの新卒採用に役立てることを第一に考え、内容を準備します。そして、皆さまの企業が、講演後に施策を実行することで、学生に正しく魅力が伝わることを願っています。
- 皿田 彩乃氏(さらだ あやの)
- エン・ジャパン株式会社 新卒採用支援事業部 営業責任者
- 2019年新卒でエン・ジャパン株式会社に入社。5年間、コンサルティングセールスとして、省庁や大手企業、ベンチャー企業まで幅広く新卒採用支援を行ってきた。企業への提案力とそれによる成果が評価され、全社MVPも受賞経験あり。現在は営業責任者を務めており、営業戦略立案や組織マネジメントに取り組んでいる。
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