講演者インタビュー
MS&ADホールディングスが取り組む越境学習
キャリア自律を通じた「変わる力」の育て方とは?
株式会社エンファクトリー みんなの越境支援チーム ユニット長
松岡 永里子氏
組織の成長に欠かせない「変わる力」。MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社では、「キャリア自律」「イノベーション創出」を目的に越境研修を導入。異なる視点を持つ他社の人との対話を通じて、変化を促すきっかけづくりに取り組んでいます。本講演ではMS&ADホールディングスの人事担当者様と、ライフシフト・ジャパン株式会社大野様をお招きし、内向き組織を変える取り組みをご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
先行き不透明な時代のなか、企業が生き残っていくためには組織が柔軟に変化できる、「変わる力」がとても重要です。その中核となるのが、従業員の「キャリア自律」です。
所属する組織の枠を超え、違いに気づき学んでいく「越境学習」は、キャリア自律を促進するために必要な機会提供・人材育成の手段です。従業員に対しては、視野の拡大、知識・スキルの獲得、イノベーションへの意欲醸成などのメリットがあります。これらのメリットは、通常業務や従来での研修ではなかなか得ることができません。
従業員のキャリア自律を促進するために、「越境学習を活用したい」「すでに越境学習を導入しているがその効果をより高めたい」と考えている方に、ぜひご参加いただきたい講演です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「越境学習」が重要視される中、その対象者はまだまだ限定的です。MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社は、傘下企業である三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険それぞれに公募型で越境プログラム「越境サーキット」を導入されています。より多くの従業員に越境学習の機会を提供する工夫や制度との接続についてもお話しいただく予定です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回の講演を通じて、皆さまの会社での取り組みに役立つヒントを、少しでもご提供できればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
- 松岡 永里子氏(まつおか えりこ)
- 株式会社エンファクトリー みんなの越境支援チーム ユニット長
- 株式会社⼤広、住友不動産株式会社を経て、2016年にエンファクトリーに入社。⼊社2年⽬から複業を始め、⾃ら越境のメリットを体感し、2020年1⽉より「Teamlancerエンタープライズ」「複業留学」のセールス・運営・マーケティングを担当。「越境サーキット」企画、越境者の⽀援数は200名を超える。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。