講演者インタビュー
多くの人事が見逃してしまいがちな、エンジニアの採用と定着における重要な4つの視点とは?
株式会社ラクスパートナーズ 営業企画部 部長
漆島 卓弥氏
DX推進に伴い、多くの企業にとってITエンジニア人材確保が必要となり、採用環境はますます厳しくなっています。では、ITエンジニアをいかに確保し、採用した人材のパフォーマンスを上げればいいのでしょうか。また、企業や人事は採用と育成の一連の活動についてどのように対応すべきなのでしょうか。本講演では、人材研究所の曽和氏をお迎えし、ITエンジニア採用と定着における4つの視点でディスカッションします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
IT人材、デジタル人材の採用や確保(外部人材含む)、育成、マネジメント、など、特に若手IT人材のパフォーマンス向上、定着に課題感をお持ちの方に、人事サイドがグリップすべき点など四つの視点でお話しします。
(1)成果を出す若手IT人材の特徴
(2)マッチングの重要性
(3)エンジニア組織のマネジメント
(4)人事サイドの役割
これらの4点について、人事関連でさまざまな情報を発信されている、株式会社人材研究所の曽和社長とともにディスカッション形式で語りつくします。
エンジニア業務について詳しくない人事の方々が陥りやすい点を明確にしながら、開発サイドにすべてを委ねるのではなく、会社組織のスケール化、生産性向上のために人事サイドが持つべき視点、実行すべき内容を明らかにしていきます。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
非エンジニアの人事部の皆さんが、IT人材の採用、活用(育成)、定着について、どのようなイシューを持っているのか、そのイシューを解決するために重要なこと、そして人事部の役割とは何かを確認できる60分にしていきたいと考えています。
20年強、ITエンジニア派遣事業を行ってきたラクスパートナーズが、現場事例、参画事例を基に、IT人材の活用において、考えなければならない論点を整理しつつ、株式会社人材研究所の曽和社長と一緒に、ディスカッション形式で分かりやすく話を進めていきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
IT人材、デジタル人材不足を理由に、思ったほどDXが進まない企業が多いという現状があります。短期間でIT関連研修を実施した、というだけでは、DXに関連する業務が生まれるはずもなく、悩みが尽きないのではないでしょうか。
そんな中、人事部が果たすべき役割とは何でしょうか? IT人材をただ採用すればよいのでしょうか?
人的資本経営が叫ばれる中、人事部が、あらゆる手段、方法を使って、IT人材の活用を社内でリードしていく時代が到来しているのかもしれません。そのために今、人事部が考えるべきイシューは何か。本講演では少しでもそのヒントにつながるお話をしたいと思います。
- 漆島 卓弥氏(うるしま たつや)
- 株式会社ラクスパートナーズ 営業企画部 部長
- 大手証券会社にて複数の新規ビジネス立ち上げを実践後、コンサル会社にて科学的マーケティングによる戦略立案、投資ファンド事業再生案件や外資系IT企業にてビジネスモデル変革、事業・営業戦略の構築と実践、チェンジマネジメントや組織開発をハンズオンで主導。複数の事業責任者を歴任し、2021 年 2月より現職。
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