講演者インタビュー
『モヤモヤ中堅社員』が『イキイキ中核人材』に変わる
30歳から始めるジブン応援型キャリア開発のススメ
株式会社元氣応援団 代表取締役団長
内村 広樹氏
組織の『中核』を期待され、かつ環境変化やライフイベントの多い30代。家族や趣味などのプライベートを大切にしつつ、仕事で成果を出すことが今まで以上に求められているのではないでしょうか。本講演では、30代を悩み抜いた講師が自らの経験と理論に基づき、中堅社員がキャリアの停滞感から抜け出し、自分自身の軸を持つことで、活き活き仕事に取り組むための具体論を解説。会社が取るべきキャリアデザイン法もご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
「若手や管理職に比べ、中堅社員に学びの機会を提供することが少なく、この層に向けた何らかの施策を考えている」、「これからの組織を担う次世代リーダーにマインドセットの機会をつくりたい」など中堅社員（特に20代後半～30代前半）の育成に関心をお持ちの方に向けた内容になります。アラサー世代と言えば、さまざまなライフイベントに直面することが多いです。また、やりがいのある仕事を任されて日々充実している方がいる一方、マンネリ化やキャリア不安を抱えている人もおり、「モチベーションの差（または、それに起因する成果の差）」が出やすいと思います。今回の講演では、変化の激しいこれからのビジネス環境で「30歳前後の中堅社員が自分を大事にしながら、組織でイキイキ働き成果を出す」ためのポイントをお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
実は私自身、これまでのビジネスキャリアで30代が大きなターニングポイントになりました。30歳前後は「今後のキャリアについて不安を抱えてしまう」、「周りと比較して劣等感を抱いてしまう」など悩みの連続でした。現在は40歳を過ぎ、研修講師という天職に出会い、プライベートでは家族で長野県に移住し、田舎暮らしを楽しみながら仕事で都市圏に来る、といった毎日を送っています。「自分が大切にしたいものは何なのか？」、「自分のどのような強みを通じて社会に貢献できるのか？」が徐々に見えてきました。10年前の自分のように、多くの環境変化の中で見えない壁にぶち当たっているアラサー世代を応援したい、今後のビジネスキャリアを自分らしく過ごすためのヒントを持って帰ってほしい、そんな思いを込めて日々研修に登壇させていただいております。今回の講演では、「中堅社員が陥りやすいキャリアの壁とはどのようなものがあるのか？（30代ビジネスパーソンの8大症候群をご紹介）」、「組織の中核として、周りへの影響力が大きい中堅社員が自ら成長を続けるための具体的な5ステップ」などをお話させていただきます。「私自身のリアルな経験」＋「さまざまなキャリア理論」をミックスさせながら、聞いてくださる方々の「心の共感」と「頭の理解」を促す内容にしていきたいと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回、参加いただく皆さんの先には、「多くのアラサー世代」のビジネスパーソンがいらっしゃると思います。最終的にはその方々に私の思いを届けることができたらうれしいですが、今回は何よりもまず、参加いただく皆さん自身に「元氣」をお届けする、これが私の目標です。もちろん中堅社員向けキャリア開発の専門家として余すところなく情報提供させていただきますのでご安心ください（笑）夕方最後の講演枠ですので「今日も充実した1日だった」と感じていただきながらＺoomを退出いただけるよう、明るく笑顔で皆さんを全力応援させていただきます！
- 内村 広樹氏（うちむら ひろき）
- 株式会社元氣応援団 代表取締役団長
- 1981年生まれ。明治大学卒業後、リクルートの販売代理店に入社。タウンワークやリクナビNEXTを中心とした求人広告営業に従事（12年間）。その後、35歳で研修業界に転職。2020年長野県佐久市への移住を機に独立。2022年法人化。現在は大手企業向け研修講師、中小企業向け人事コンサルタントとして活動中。
「日本の人事部」「ＨＲカンファレンス」「ＨＲアワード」は、すべて株式会社ＨＲビジョンの登録商標です。
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