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日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」 
				2024年11月6日(水)・7日(木)・8日(金)・12日(火)・13日(水)・14日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」トップ 講演者インタビュー 八束 和音氏(NPO法人日本FP協会 理事/CFP認定者(ファイナンシャル・プランナー))インタビュー

従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングの実現に向けて
~企業における金融経済教育の取り組み~

八束 和音氏 photo

NPO法人日本FP協会 理事/CFP認定者(ファイナンシャル・プランナー)

八束 和音氏

「従業員の安定的な資産形成を支援する取組みは、従業員エンゲージメントの向上に効果的かつ人的資本経営の戦略上も重要である」と金融庁の金融審議会でも取り上げられています。ただ実際には、職域での従業員向け金融経済教育に具体的に取り組めていない企業が多いのが実情です。本講演では、従業員のライフプラン、FPの必要性を説明するほか、実際に金融経済教育を実践している企業事例もご紹介します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

以下のような課題について企画・検討される方向けの講演です。

・人的資本経営の施策を充実させたい。
・従業員の「ウェルビーイング」を実現させ、「エンゲージメント」を高めたい。
・従業員の「ライフプラン」を経済的な側面から実現できるよう支援したい。
・従業員に「金融経済教育」「投資教育」を提供したい。
・「福利厚生制度」を見直したい。

従業員のウェルビーイングや資産形成の実現に向け模索している方や、事例からヒントを得たい方に、ぜひご参加いただければと考えています。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

企業勤務者8,500人を対象としたアンケート調査により、ファイナンシャル・ウェルビーイング(現在および将来にわたって、経済的な満足度が継続し、自律的に人生における選択が可能な状態)について、現在・将来の満足度が高いと従業員エンゲージメントも高くなるという正の相関が確認されています(出所:MUFG資産形成研究所「金融リテラシー1万人調査」)。ファイナンシャル・ウェルビーイングが高い人ほど、金融リテラシーを得る機会の重要性を理解していることもあり、その機会を提供する企業に愛着(エンゲージメント)を持つという傾向も指摘されています。

人的資本経営が注目される昨今では、これまでのスキルアップやマネジメントなど業務に直結した内容の教育ではなく、従業員のウェルビーイングの視点で人材育成の取り組みの幅を広げていく必要があります。福利厚生の観点からも、企業年金制度や職場つみたてNISA制度などの普及に伴い金融経済教育の重要性は高まっています。

本講演では従業員のライフプラン実現に向け、経済面の課題を解決に導く手段としてキャッシュフロー表を基にしたファイナンシャル・プランニング(FP)の考え方も学ぶことができます。

従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングの向上に向けた取り組みを行ううえでのヒントとなれば幸いです。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

本講演は人的資本経営の実践や、金融経済教育・投資教育の企画などにお役立ていただけます。従業員のウェルビーイング向上や資産形成の実現に向け模索する方、事例から解決のヒントを得たい方、ぜひご参加ください。

皆さまのご参加をお待ちしています。

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講演者プロフィール
八束 和音氏(やつか かずね)
NPO法人日本FP協会 理事/CFP認定者(ファイナンシャル・プランナー)
大阪生まれ。同志社大学大学院ビジネス研究科修了(MBA)。大手住宅メーカー勤務後、アメリカに留学し、FPを学ぶ。帰国後FP事務所を経て、FPとして独立。企業や自治体、学校等での研修・講演を多数行う。2010年には「金融知識普及功績者」として、金融庁並びに日本銀行より表彰を受ける。

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