人と組織について体系的に学ぶイベント
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日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」 
				2024年11月6日(水)・7日(木)・8日(金)・12日(火)・13日(水)・14日(木)開催

[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2024-秋-」トップ 講演者インタビュー 齊藤 弘通氏(産業能率大学 経営学部 教授)インタビュー

働きがいを高めるために必要な条件と施策とは
~若手社員の最新「実態調査」からの考察~

齊藤 弘通氏 photo

産業能率大学 経営学部 教授

齊藤 弘通氏

本学が2024年8月に実施した「大卒1~3年目若手社員の実態調査」もとに、若手育成に関する新進気鋭の研究者二人より、今の若手社員の満足度を高め、働きたいと思える組織づくりの条件について解説します。効果的な人事施策・マネジメント支援策の特徴やキャリア開発のポイントを解説し、若手社員の成長や働きがいを高めるための新たなヒントを提供します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

本講演は次のような課題を持つ人事担当者に向けた内容です。
若手社員の離職率の高さに悩んでいる
若手社員のモチベーションを向上させたい
キャリア開発の支援方法を模索している
組織や仕事へのエンゲージメントを高める具体策を知りたい
若手に寄り添った施策に取り組んでいるが成果が見えない

本講演はこれらの対応策について、大卒1~3年目の若手社員を対象とした調査結果を踏まえて、データと実例を交えながら紹介していきます。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

例えば、今の若手の特徴として、自己発信欲求が強く、自分の意見や成果をSNSで共有することに喜びを感じる傾向があります。こうした若手社員には、社内でのフィードバックの機会を増やし、自己表現の場を提供することで、モチベーションを高めることができます。また、安定志向が強いため、キャリアパスの明確化や長期的なキャリア支援が重要となります。
このように、今の若手社員の特性を理解し、効果的なマネジメントや組織づくりを実施することで、若手社員の満足度向上や成長に導く解決策を提供します。
本講演は、大きく三つの観点で進行します。
・「調査から見えてきた今の若手社員の実態とは」
・「若手社員の職場満足度を高めるには」
・「若手社員が辞めず育つ組織づくりの実現には」
企業内人材育成およびキャリアの研究者でもある産業能率大学経営学部・齊藤弘通教授と、若手人材育成に関する気鋭の若手研究者である筑波大学ビジネスサイエンス系・池田めぐみ助教との対話形式で、最新の調査データと教育現場の実例をご紹介しながら進めます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

今の若手、いわゆるZ世代は、先輩層にあたるY世代とも、上司にあたるX世代とも、異なる時代背景やテクノロジーのもとに育ち、重視する価値観もまた異なっています。皆さまも世代間のギャップに悩まれているのではないでしょうか。企業・組織が抱える若手社員の離職率の高さ、モチベーションの低下、キャリア開発の支援方法などの課題に対し、今回の講演を通じて具体的な解決策を提供できることを目指しております。ぜひ、この機会を通じて、若手社員がエンゲージメントを高め、より充実したキャリアを築けるよう、共に考えましょう。

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講演者プロフィール
齊藤 弘通氏(さいとう ひろみち)
産業能率大学 経営学部 教授
慶応義塾大学文学部人間関係学科教育学専攻卒業後、法政大学大学院政策科学研究科修士課程、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程終了。博士(政策学)。専門社会調士。学校法人産業能率大学総合研究所を経て現職。専門は、人材育成論、質的研究法。民間企業の若手社員育成、ミドルシニア育成の研修にも数多く携わる。

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