人と組織を伸ばすHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2022-秋-」 
	2022年11月8日(火)・9日(水)・10日(木)・11日(金)・15日(火)・16日(水)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2022-秋-」トップ 講演者インタビュー 平康 慶浩氏(セレクションアンドバリエーション株式会社 代表/グロービス経営大学院客員准教授/行動デザイン総研 所長)インタビュー

両利きの経営を成功させる人事の仕組み
~メイン事業と新規事業を両立させる人事制度のポイント~

平康 慶浩氏 photo

セレクションアンドバリエーション株式会社 代表/グロービス経営大学院客員准教授/行動デザイン総研 所長

平康 慶浩氏

当初80億円の売上だった飲食チェーンを5年で300億円にまで引き上げ、並行して新規のアパレル事業立上げを成功に導いた、人事改革の事例をご紹介します。ポイントは、スクラップ&ビルド基準にあわせた経営層向けインセンティブと、収益構造にあわせた評価報酬制度。投資収益基準に基づいた評価と固定給与+四半期インセンティブの仕組み、非金銭報酬にまで踏み込んだ評価制度と運用についてお話しします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

事業の成長を仕組みとして実現したい。そう考える経営層向けの内容です。

従業員一人ひとりの努力を無駄にしないためには、ビジネスの仕組みこそが重要です。今主力となっているビジネスで利益率があがらなかったり、売上が横ばいだったりするのは、環境変化と仕組みがずれてしまっているからです。顧客行動の変化、求められるサービスの変化などを、現場目線で改善するには、それを促す評価や報酬の仕組みが必要です。

また、既存ビジネスが縮小する中で、新しいビジネスを作りたいというニーズも多く聞きます。今回ご紹介する内容は、飲食チェーンがアパレルブランド群を創出した事例です。その本質は、箱としてのビジネスモデルを、ブランドとしてのビジネスモデルに応用した点です。私たちは新しいビジネス立ち上げの最初期から一緒に議論を進め、起業チーム作りの段階から人事面でご支援してきました。そんな事例をご紹介いたします。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

単なるソリューションの紹介ではなく、実績に基づいた事例という点が大きなポイントだと考えています。

同じようなことをすれば必ず成功するわけではありません。しかし、事業をつくるのに、人事の側面が意識されず、失敗する事例を数多くみてきました。人が関わるビジネスにおいては、業績と行動との関係をしっかりと設計することで、成功確率を高めることができます。人事の立場で経営にどう貢献してゆけるのか、ということをご理解いただくのに最適なお話になると思います。

特に制度設計に際しては、「スクラップアンドビルドの徹底」「箱単位での業績確保」を軸として、事業計画と密着させた仕組みとして、設計してきました。また運用の中で人間心理を踏まえた改善を繰り返し、飽きられることの内容に取り組んできたこともぜひ知っていただければと思います。

社内の人材ですべてを実現できれば最もよいのですが、体制が十分に整備されていないタイミングでは、外部コンサルタントを活用する意義をご理解いただけると思います。道筋を外部コンサルタントを活用して作り、運用を社内で円滑に推進していく。そのための人事企画機能の整備についてもお話しいたします。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

本気で成長したい。ビジネスも、従業員一人ひとりも、そして自分自身も。そう考える本気の方々にご参加いただければ幸いです。

受講された方々の中から10社限定で無料相談の場も別途設けさせていただきますので、ご活用ください。

  • この記事をシェア
受付終了
講演者プロフィール
平康 慶浩氏(ひらやす よしひろ)
セレクションアンドバリエーション株式会社 代表/グロービス経営大学院客員准教授/行動デザイン総研 所長
人と組織の成長をあたりまえにしたいという理念のもとで、人事コンサルティングファームのセレクションアンドバリエーションを立ち上げる。大企業から中小企業まで幅広い制度設計と運用支援実績を持つ。早稲田大学大学院ファイナンス研究科MBA取得。アクセンチュア、日本総合研究所などを経て現職。

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。

pagetop