講演者インタビュー
新卒採用 売り手市場の新定番
学生から選ばれる「採用マーケティング」「採用ブランディング」のポイント
株式会社Human Resource Design 代表取締役社長
松村 恭行氏
売り手市場の中、学生に自社を発見し興味を持ってもらうことが困難になっています。まずは自社の求める学生からの「認知」を得る、能動的な採用広報が必須となりますが求める人材像の設定を十分にできている企業は少ないと感じます。本講演では、自社にとって必要な人材を計画通り採用するための「採用マーケティング」「採用ブランディング」の考え方や具体的な取り入れ方、成果の測り方など事例を交えつつお話しいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
情報量が膨大となり、自社を発見し興味を持ってもらうことが困難な時代。まずは自社のターゲットである学生からの「認知」を取る、能動的な採用広報が必須となります。
本講演は、時代に合った採用活動を行う上で、「採用マーケティング」「採用ブランディング」を実施することがなぜ必須なのか、またそのために必要な知識や経験は何かについてお話しいたします。
・取り組む企業が増加している「採用マーケティング」「採用ブランディング」を理解したい
・網目が粗く、感覚的になっている採用活動から脱却したい
・採用マーケティングをすでに実施している「他社事例」が聞きたい
上記のような課題をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
働く環境にはデジタルシフトへの波が寄せられ、新卒採用のターゲットである学生がデジタルネイティブ世代となり、価値観の多様化により人的資本の開示が求められる今、新卒採用マーケットは大きく変化していますが、時代に合った採用施策を選定・実行できているでしょうか。
人的資本の最大化は大きなキーワードであであり、より経営目線を持った人事の存在・働きかけが求められています。これまでは、「この大学の学生を何名採用する」というミッションに向けて、エントリー数や内定者数を目標に採用活動をしていた企業が大多数を占めていました。
しかし、より「力を発揮し、活躍する人材」の採用が求められる今、求める人材像の再設定をはじめ、本当に自社に入社して欲しい人材は誰なのか、どのように自社を知って貰えば良いのか、また、入社して活躍してもらうには何をすべきか、といった今までよりはるかに踏み込んだ採用課題に直面している企業は多いのではないでしょうか。その課題は「採用マーケティング」の知識と経験をつけることで大きく改善します。
時代に合わせた採用戦略へと進化させるために「採用マーケティング」の知識や具体的な取り入れ方、成果の測り方など事例を交えつつお話しいたします。網目が粗く、感覚的に行なっていた採用活動を、スコープを絞り戦略的に計画・運用していくためのストーリーをお持ち帰りください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「自社にとって必要な人材を計画通り採用する」を実直に、あたりまえに実現するために。
デジタルネイティブである現在の学生は、溢れかえる情報の中から「どのように働きたいか」「どのように生きたいか」を実現できる環境はどこかを模索し、自分らしさや能力を思う存分発揮できる会社との出会いを求めています。
求められている情報を発信し、共感した学生と出会うことが採用成功への第一歩となり、社員が力を出し続ける会社になると考えています。ご参加いただいた皆さまの採用活動が翌日から変わるような知識と手法をお届けできれば幸いです。Q&Aの時間も設けますので、悩みなどありましたらお聞かせ下さい。
- 松村 恭行氏(まつむら やすゆき)
- 株式会社Human Resource Design 代表取締役社長
- 就職情報サイト運営会社にて大手・中堅企業の採用ブランディング支援やRPO設計、グローバル人材採用等に従事。戦略立案だけでなく伴走型で採用成功へと導く事が強み。その経験から2018年にHuman Resource Designを創業。採用メディアGoodStoryを運営し、採用ブランド構築支援を行う。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。