［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省
講演者インタビュー
なぜ自律人材の育成に「心理的安全性」が重要なのか？
～心理学者が考える人狼ゲームの意外な活用方法～
WizWe総研 主任研究員 心理学専攻Ph.D.
丹野 宏昭氏
「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」というGoogleの研究により、自律人材育成のために「心理的安全性」を高める取り組みを行う企業が増えています。本講演では、なぜ自律人材育成に「心理的安全性」が重要なのかを、心理学者の知見からご説明いたします。また、自己開示ができ、相互理解を深めるきっかけとなる「人狼ゲーム」を活用した実証実験の事例もご紹介いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
・社員の自由な発言を活性化し、コミュニケーションを促進させたい
・組織への愛着心を深め、エンゲージメント を向上させたい
・社員が自律的に行動し、活発な意見交換が生まれるようにしたい
・上司や部下との信頼関係を醸成したい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「心理的安全性」という概念について、心理学の学術的知見をもとにした基礎的情報から丁寧に説明します。そして実際の事例とともに、具体的な改善策を紹介いたします。
今回は企業内で手軽に活用できる手法として「人狼ゲーム」を紹介します。「人狼ゲーム」の内容や実施方法についても詳しく説明いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
心理学的な知見をもとにした話になりますが、特に予習などは必要ありませんのでお気軽にご参加ください。また「人狼ゲーム」につきましても基礎から説明いたしますので、このゲームを知らない方でも楽しんでご参加いただけると思います。
- 丹野 宏昭氏（たんの ひろあき）
- WizWe総研 主任研究員 心理学専攻Ph.D.
- 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 心理学専攻（博士）社会調査士。博士号取得後、東京福祉大学にて講義および研究に従事。社会人を対象とした「ゲームを用いたコミュニケーショントレーニング講座」も担当。著書は『人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学－嘘と説得、コミュニケーショントレーニング』。
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