講演者インタビュー
1対1面談を組織に導入・定着させるために人事が行うべき4ステップ
TOMAコンサルタンツグループ株式会社 取締役 人材開発コンサルタント
市丸 純子氏
社員の人材育成や、離職率の低減、経営理念の浸透などに欠かせない施策として、1対1面談を導入する企業が増えています。しかし、導入に踏み切ったものの中々定着しないという課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そのような事態を防ぐ解決策として、本講演では、1対1面談を導入・定着させるための進め方・ポイントについて、4段階に分けて1対1面談の基礎からご紹介いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演では次のような内容についてお話します。
・人的資本経営実現のための1対1面談の意義
・社員の離職を防ぎ、活躍するための取り組み
・1対1面談を継続的・定期的に実施するためのポイント
・効果的な1対1面談を行うための仕組みのポイント
このような課題をお持ちの人事・経営者の皆さまに役立つ内容になっています。
・1対1面談を各マネージャーに任せて実施しているが、目指している効果が出ていない
・1対1面談を組織の仕組みとして、どのように設計していけばいいか分からない
・人事担当・経営者である自分自身が1対1面談のことをあまり理解していない
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演は、他ではあまり語られてこなかった、組織で1対1面談を導入・定着するにあたって「人事のするべきこと」に焦点を当て、その内容をお伝えいたします。
人事が行うべきことは次のつのステップに分けられます。(1)1対1面談とは何かを知る、(2)1対1面談の仕組みを作る、(3)マネージャーに面談の進め方を指南し、実施する、(4)面談を継続するためにマネージャーをサポートする。これらのステップは単純に見えますが、実施方法を間違えると求める効果が得られません。貴重な時間を割いて行う面談です。より効果的に実施できるよう、各ステップでの成功のポイントもご紹介いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
1対1面談自体はまだ新しい取り組みでもあるため、どのように進めていくべきか、導入したものの組織にどのように定着させていくか、といったことにお困りの人事・経営者の皆さまも多いのではないでしょうか。
本講演をお聞きになることによって、1対1面談を進めるために人事が行うべきことが明確になり、明日から実践できる具体的なアクションプランを手に入れることができます。また、基本的な1対1面談の知識についてもお伝えしますので、「そもそも1対1面談のことをあまり理解していない」という方も、ぜひご参加下さいませ。お待ちしております。
- 市丸 純子氏(いちまる じゅんこ)
- TOMAコンサルタンツグループ株式会社 取締役 人材開発コンサルタント
- 2013年TOMAコンサルタンツグループ入社。2019年からグループ内の長期ビジョン実現に向けた特別プロジェクトのマネージャーを務め、自社内の組織開発・人材開発に携わる。また、現在ではその経験を活かし、「100年企業を創る」をモットーに、多くの中小企業に向けて人材開発コンサルティングを提供している。
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