講演者インタビュー
理系学生の正直な気持ちとは?
学生と企業の意識の違いを紐解き、双方に効果的なコンテンツを作るポイント
創作株式会社 プランナー
高橋 治輝氏
理系学生を採用するのが難しいのは、絶対数が少ないからでしょうか? インターンシップ設計の専門家である当社がヒアリングをする中で感じたのは、企業と学生の「意識のすれ違い」でした。本講演では、すれ違いの原因を紐解き、解決のポイントや事例をお伝えします。また、「GDはもう飽きた」「説明会・サイトがいまいち」という学生の声や、「理系のインターンを自分が回せるのか」といった人事の声まで赤裸々にお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
世の中は「理系/文系なんて関係ないでしょ?」という風潮になってきたかと思いますが、皆さまいかがでしょうか? 「よくわからないなぁ」と思ったりしないでしょうか?
本講演では、「いろいろな施策を試してみたが、理系採用がうまくいかない」「インナーストーリーがわからないため、施策が決めきれない」といった「わからない」という課題感にお答えします。また、こういったホンネから導かれる形で「理系ワークの設計思想が知りたい」「理系ワークの実施例や課題解決が知りたい」といった「具体的に知りたい」というご要望にもお答えします。
一人の理系インターンコンテンツ屋の意見ですが、だからこそ率直な学生や企業様の反応についてお話できるかと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
通常、企業が直接のヒアリングを行うと、学生は普段の姿を装います。また、アンケートでは回答項目の設計がうまくないと「本当の」データを取ることができません。
本講演ではN数が多くないため統計としては見せられませんが、利害関係のないゲーム設計者として潜り込むことで得られた「ぶっちゃけた」理系のホンネをご紹介できるかと思います。
「研究職以外の職種がよくわかっていない」「グループディスカッションはもう飽きた」「説明会で興味のない情報が多い」など、彼ら彼女らのホンネは多彩でとても面白いです。
さらにここから導かれる説明会で書くべき情報、採用HPに乗せるべき内容、コンテンツ活用の方法など、具体的な方策についてもお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
本講演にご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。
当社は研修やインターンのコンテンツづくりを専業とした珍しい会社です。「理系のコンテンツだから高橋さん担当ね」と言われる過酷な状況の中、ご提案においてもコンテンツ作成においても「学生のホンネの溝」を感じることが多々ありました。
皆さまはいかがでしょうか? 「ホンネの溝」を感じていらっしゃるようでしたら、ぜひ一緒にその溝を明らかにしていきたいと思っております。よろしくお願いします。
- 高橋 治輝氏(たかはし はるき)
- 創作株式会社 プランナー
- 東京大学機械工学専攻を修了後、大手家電メーカー研究開発部門に就職。その後、採用・研修ゲーミフィケーションを行う創作株式会社に転職し、理系採用コンテンツを中心に開発。「理系をまるっと」任される苦悩を感じつつ、幅広い業界の開発に従事。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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