講演者インタビュー
変化の激しい採用市況を生き抜くために
「なんとなく採用」から脱却し いま大企業が行うべき「これから」
株式会社ダイレクトソーシング 取締役
秋山 紘樹氏
貴社の採用競合はどんな企業ですか? 近年、大企業の採用競合は同業他社ではなく「ベンチャー企業」となるケースが増えています。そしてその競合たちは従来の手法によらない積極的な採用施策を様々な形で打ち出しています。大企業はこれまで「なんとなく」取り組んでいた採用業務から抜け出すため、事例や数値的な根拠を元に据えた施策立案が必要となります。本講演では、最新事例を元に大企業が行うべき「これから」を考えます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
採用を担う立場で、これまでの採用手法だけでは行き詰まりを感じている方や、採用市場のトレンドを知って今後の方針・打ち手を考えたい方に特に聞いていただきたい講演です。
転職市場の活発化や働き方の選択肢が増えたことなど、さまざまな要因によって従来の方法では成果が出なくなってきたという声を多く伺っています。そんな中で、採用成功を実現すべく新たな採用施策を打ち出し続けているのが「ベンチャー企業」です。
今回は、ベンチャー企業が実際に行っている採用トレンド押さえた施策を知ることで「これから大企業が行うべき採用」を考え、できるだけ実践しやすい形でお伝えできればと思います。
目まぐるしい状況変化に対応できる「これからの採用」についてお話しいたします。ぜひ、ご参加ください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
転職市場においてここ数年で見られる大きな変化として「転職者側の活動方法自体の変化」があげられます。
これまでは「①転職を考える」「②転職サイトやエージェントに登録をする」「③情報収集をする」「④選考に進む」という流れが一般的でした。
しかし、あらゆる場面で情報が溢れる現代においては、これまで3番目のアクションだった「情報収集」を「転職意欲にかかわらず常に行う」という方が増え、それらの情報が「転職を考えるきっかけ」となるような順序の逆転を起こしているのです。
企業が中途採用を成功させるには、このような「転職者側の活動の変化」に合わせた施策展開が必要です。そして、いち早くこの流れをキャッチした施策を展開しているのがベンチャー企業なのです。
今回の講演では、ベンチャー企業の先進的な取り組み事例をお伝えしながら、「なんとなく」から脱却すべき今後の採用活動の在り方についてお話しいたします。
人材採用がミッションの皆さんにとって、今後のプランニングやアクションを考える上でのヒントを得る時間となれば幸いです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私自身、幅広い企業に対して採用支援を行う中で、ここ数年の変化は特に著しいと感じています。
変化の激しい市場だからこそ、その時代に対応した活動が重要です。今回の講演で私の持つ知見や最新のトレンド情報をお伝えし、皆様の採用活動に貢献できればと思います。
- 秋山 紘樹氏(あきやま ひろき)
- 株式会社ダイレクトソーシング 取締役
- 新卒でインテリジェンス(現パーソル)に入社。その後、インターネット広告代理店やブティック系のエグゼクティブエージェント等を経て独立。IT/Tech系のクライアントを中心に採用支援を行う。並行して2021年1月からダイレクトソーシング社取締役に就任。
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