講演者インタビュー
DX推進に求められる体系的リスキリング
~社員の学び直しを実現するために必要な7つのポイントとは~
KIYOラーニング株式会社 法人事業部
井手 賢治氏
これまでは、新しいスキルを習得する「スキリング」、既存スキルの向上をする「アップスキリング」が人材育成の主流でした。しかし、日本全体のDX人材が不足していることから、新たな環境で活躍ができるようスキルの学び直し「リスキリング」が重要視され始めています。本講演では、DX推進に求められるリスキリングを実現する7つのポイントを人材育成の観点も交えて体系的にお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
企業が成長していくうえで、DX推進の重要性は増し続けています。
そんなDX推進で課題としてよく挙がるのがDX人材の不足です。
日本全体のDX人材が不足していることから、企業は採用に苦戦を強いられています。そこで求められるのが「社員の学び直し(リスキリング)」です。実際、大企業を中心に注目を集めており、リスキリングという単語を耳にする機会も増えています。
しかし「リスキリングが大切なのはわかっているものの、具体的にどう進めればいいのかわからない」という方が多いのではないでしょうか。本講演ではこのような課題をお持ちの方向けに、リスキリングのポイントをお伝えします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「リスキリング」について詳しく知らない方に、少し解説します。
リスキリング(Reskilling)は経済産業省の定義では「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」とされています。
リスキリングが注目されている背景の1つに、2020年1月に開催されたダボス会議(世界経済フォーラム)で「リスキリング革命」が大々的に発表され、2030年までに10億人のリスキルを目指すと宣言されたことたことが挙げられます。
加えて新型コロナウイルスの影響によってテレワークの導入が進み、あらゆる業務においてデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が増したことも一因です。
本講演では、企業がリスキリングを実現するためのポイントを、体系的に解説いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
人材育成は一朝一夕で成果の出るものではなく、しっかりと仕組みを作り時間をかけて運用することで成果に結びつきます。リスキリングも同様です。
本講演を通じてリスキリングを推進する際のポイントを理解し、自社の人材育成を前進していただければ幸いです。
皆さまのお役に立てる内容をお話しいたします。当日お会いできることを楽しみにしております。
- 井手 賢治氏(いで けんじ)
- KIYOラーニング株式会社 法人事業部
- 約8年間外資系通信プロバイダにて、主にエンタープライズ営業に従事。2020年にKIYOラーニングに入社後、インサイドセールスの立上げに携わる。年間1,000名以上の人事・教育担当者と対話を行い、人材育成の課題解決をサポート。現在は企業のDX人材育成やリスキリングの支援も担当。
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