講演者インタビュー
「研修インストラクター」の存在意義を考える
~現場で活きる学びを生み出すために~
学校法人産業能率大学 経営管理研究所 人事・マネジメント研究センター 主幹研究員
米井 隆氏
オンデマンド型研修など学習手段が多様化する中、 “インストラクターが研修に介在する意味”が問われています。本講演では、本学で実施した調査データや各種理論にもとづき、研修インストラクションを今の時代にアップデートするための観点について、具体例を交えながら紹介していきます。「現場で活きる学びを生み出すインストラクションの実践」に向けて、皆様のお役に立てる時間になればと思います。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
自組織の中で実施する研修の質の向上に課題を感じている方に向けた内容です。本講演はその課題について、「研修インストラクター(講師)」の観点から考えていきます。
オンデマンド研修やオンライン研修などのITテクノロジーが進展し、研修インストラクターの存在意義が問われる中、研修への向き合い方・関わり方を今の時代にアップデートするためのポイントについて、具体例を交えながら紹介していきます。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では、大きく三つの観点・構成でお話ししていきます。
「今の時代の研修インストラクターの存在意義って何だろう?」
「ステークホルダーは、研修インストラクターに何を期待しているのだろう?」
「研修インストラクターをどう育てればいいのだろう?」
産業能率大学の研修インストラクターと、研修インストラクターを採用・養成するスタッフの2名による対話形式で、調査データや各種理論を踏まえて進めていきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
オンデマンド研修やオンライン研修など、ITテクノロジーの進展によって私たちは多くの教育手段を獲得し、多くの学習コンテンツにアクセスが可能になりました。しかし、私たちはその学習効果に「現場の実践や行動変容にどこまでつながっているのだろうか?」という問題意識をもっています。
その意味で、教育手段・学習コンテンツと学習効果をつなぐ「研修インストラクター」の存在意義は、今まで以上に高まっています。本講演が、良い研修インストラクターを一人でも多く増やしていく一助になればと考えています。皆さまのご参加をお待ちしております。
- 米井 隆氏(よねい たかし)
- 学校法人産業能率大学 経営管理研究所 人事・マネジメント研究センター 主幹研究員
- 経営幹部研修、管理職研修、各種ビジネススキル研修、インストラクター養成研修等を多数担いながら、同領域における新プログラム開発に携わる。
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