人と組織を伸ばすHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2022-秋-」 
	2022年11月8日(火)・9日(水)・10日(木)・11日(金)・15日(火)・16日(水)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2022-秋-」トップ 講演者インタビュー 佐藤 美咲氏(株式会社ボディチューン・パートナーズ 執行役員 マネジメントディレクター)インタビュー

30歳代マネジメント育成の新常識 ~年上部下やZ世代部下を持つマネジャーのキャリア開発事例~

佐藤 美咲氏 photo

株式会社ボディチューン・パートナーズ 執行役員 マネジメントディレクター

佐藤 美咲氏

役職定年を迎えた社員やZ世代と呼ばれる若手社員が入り混じる組織では、企業が成長し続けるために中堅クラスの30歳代マネジャーが組織のハブになる必要があります。そして年上部下や若手がお互いのナレッジを教え合い、組織が主体的に成長できるように促進していくマネジメントが求められます。本講演は組織開発やキャリア開発の実践知を踏まえ、30歳代マネジャー育成やキャリア開発の新しいあり方についてご案内いたします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

今は、50代以上の方々が中心となる組織構造を持つ企業が多くなっています。そのため、あと5年〜10年以内に世代交代をしていきたいというお話をうかがうことが多くなりました。これまで組織を引っ張ってきた方々のナレッジを次世代に継承しながら、新しい価値を創出するには、30代のマネジャーのパフォーマンスを最大限引き出すことが必要です。しかし、30代のマネジャーには、年上部下とZ世代の板挟みとなり、マネジメントに自信が持てない方々が増えています。

本講演は、30代のマネジャーが持つ能力を引き出し、組織の中核としてリーダーシップ、マネジメント力を向上させていくことで、組織に「新しい価値」を創出する文化・風土を創っていきたい方々へヒントをお届けします。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

コロナ禍を迎え、世界や消費者の動きは大きく変化しました。社員が一丸となって、この有事に対応された企業も多いのではないでしょうか。多くの企業で新しい取り組みが始まり、大きな価値を生み出しています。実は、その中心となっているのは、30代の方々であることが増えてきています。

その背景にあるのは、30代の方々が一番、多様な方々を巻き込みながら「共創」を生み出しているからです。30代のマネジャーの中には、役職定年を迎えた年上部下の方々から、組織の持つナレッジや人脈を引き出し、若手世代の方々から最新のトレンドを引き出し、組織内で教え合う雰囲気を作ることで、新しい価値創出に成功されるパターンがあります。この多様性を活かして「教わり合う」風土を作るマネジメントスタイルこそが、これからのマネジメントの新常識になっていきます。

本講演では、多様なバックグラウンドを持つ部下たちをオープンなネットワーク化していくことで、「教わり合う職場づくり」と30代の本音を交えたキャリア開発のポイントについてお伝えしていきます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

本講演では、大手企業から中小企業まで、さまざまな業界の人材開発、組織開発に取り組んできた30代のコンサルタント2名が、30代の本音を交えて、これからの組織が目指す姿とマネジメントのポイントをお伝えいたします。

30代社員への期待が大きく、これからの組織を引っ張ってほしいと願いながらも、組織構造上あまり30代社員の方々が多くない企業も多くあります。

社会が変化していく今だからこそ、組織の中核社員が年上部下をどうマネジメントし、自らのキャリアを切り開いていくのかが重要です。これまで実践してきたノウハウを盛り込み、明日から使えるポイントをお話ししますので、ぜひご参加ください。

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講演者プロフィール
佐藤 美咲氏(さとう みさき)
株式会社ボディチューン・パートナーズ 執行役員 マネジメントディレクター
日本航空(JAL)地上スタッフ、客室乗務員、経営破綻時は意識改革に携わり、人・会社の大きな変容に携わる。その後ベンチャー企業でソリューション開発、IPOまでのサポートを経験し、2018年より現職。組織開発、チームワーキング、BeiQ、対話型ファシリテーション、地方創生案件の企画リードに従事。

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