［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省

――　今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？

一般社団法人プロティアン・キャリア協会を2020年3月に設立以来、数百社の企業の人事を中心とした方と「社員のキャリア自律を支援し、将来的な企業成長に結びつけるにはどうすればいいのか」という課題について対話をしてきました。

当団体は、その解決手段として「現代版プロティアン・キャリア」でお伝えしている“キャリアを組織と個人の関係性”の面から捉え、組織が個人のキャリアを支援すること、個人が自らのパーパスと組織パーパスとの接点を見つけて組織に貢献しながら心理的成功感を高めていくことを10万人以上の方に伝えてきており、注目もいただくようになりました。

ぜひ、組織と個人の関係性（エンゲージメント）の向上、人的資本最大化にご関心のある方にご視聴いただきたいと思います。

――　今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

本講演の注目すべきポイントは大きく三つあります。

(1)現代版プロティアン・キャリアとは何か。
我々が伝えている現代版プロティアン・キャリアについて、その提唱者である当団体の代表理事でもある田中研之輔（法政大学 キャリアデザイン学部 教授）よりその考え方について解説いたします。

(2)理論と実践の融合
理論だけではなく、理論を土台とした実践手法としたのが「現代版プロティアン・キャリア」です。その実践について、法人・個人両方の視点から、みずほグループ執行役員の秋田夏実様、田中、私の三人でとディスカッションを行います。

(3)現代版プロティアン・キャリアのサービス
10万人まで広がった、プロティアン・キャリア各種サービスの最新サービスも含めた特徴、概要にをご紹介します。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

当団体は、経済産業省・金融庁をオブザーバーとする「人的資本経営コンソーシアム」並びにパーソルキャリアが事務局を務める「キャリアオーナーシップコンソーシアム」（戦略顧問：田中研之輔）と連携。日本の大企業の人的資本の最大化のため、また、現代版プロティアン・キャリアの理論・実践手法を広げるため、200人超の認定者の方を含めて多岐に渡る活動を展開しています。

最新知見であるプロティアン・キャリアは、自分の可能性を信じて広げるため、組織とのより良い関係を創る未来型のキャリア開発の教科書ともいえます。ぜひプロティアン・キャリアを知っていただきたいと思います。

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