講演者インタビュー
若手が辞めない組織づくりのポイントとは?
「リテンション・マネジメント」の重要性と具体策
株式会社共立メンテナンス レジデンス市場開発部
井上 由大氏
人材不足が深刻な昨今、社員の「リテンション」に注力する企業が増えています。「リテンション」とは戦力となる人材の定着を意味し、「リテンション・マネジメント」とはそのための人事戦略を指します。本講演では若手に注目し、リテンション・マネジメントの重要性を解説します。また、「人が辞める・辞めない会社の違い」「若手の傾向」、ウィズコロナ・アフターコロナに向けた「コミュニケーションのポイント」等も解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
昨今、入社後3年以内の離職率は30%ともいわれています。若手の退職者が出た際、人事の皆さまの頭には、次のような言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。
「仕事内容が合わなかったのかな」
「労働環境が不満だったのかもしれない」
「上司や先輩、同期との関係性が悪かったのだろうか」
「人事制度や給料に不満が…?」
本講演では、近著で「若手のリテンション(定着)」をテーマにとりあげた、青山学院大学経営学部教授の山本寛先生をお招きし、解説していただきます。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「リテンション・マネジメント」は、若手社員やハイパフォーマーなど、戦力となる人材の流出を防止するための人事戦略です。近年話題の人的資本の開示や人的資本経営においても、重要なポイントとなっています。
若手の離職問題に、これまでも積極的に取り組んできた方は「整理や見直しの視点」で、聴講してください。これから積極的に取り組みたいという方は「リテンション・マネジメントの重要性を理解し、何から取り組めばいいのか」に注目しながら聴講していただければと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回、山本先生にメインで講演いただきますが、当社の共立メンテナンスという社名には、以下の意味が込められています。
・『共立』はお客さまと共に、社会と共に、そして応援してくださるすべての人々と共に立ち、世の中にしっかり存在する
・『メンテナンス』は、人々の人生に寄り添い、「ヒューマンメンテナンス」を通して社会とともに生計を維持する
人事の皆さま、そして従業員の皆さまが、よい朝を迎え、よい一日を作り、良い一週間を送り、素晴らしい人生を送るためにご支援できればと思っております。ぜひ、ご参加ください。
- 井上 由大氏(いのうえ ゆうだい)
- 株式会社共立メンテナンス レジデンス市場開発部
- 新卒入社後、様々な事業部を経て法人営業部へと配属。コロナ禍での営業では、企業が抱える人事課題やコロナ対策について提案を行い、約500室以上の新規契約を纏める。現在はインサイドセールスとして、コロナで希薄となった社員間コミュニケーションの醸成や人材育成・定着を目的とした寮の提案を行う。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。