講演者インタビュー
Z世代の特徴を活かした新入社員育成の4Step~エンゲージメントを段階的に高める育成とは~
株式会社NEWONE マネジャー
阿部 真弥氏
新入社員の就社意識が大幅に低下している人材流動化時代において「自社に入って良かった」と思ってもらうためにはどのような育成デザインが必要でしょうか。Z世代の人材育成に向き合うことは「若手の離職低下」や「優秀人材の採用」などエンゲージメントの高い組織作りのポイントとなります。本講演は「入社後よりもエンゲージメントが高まっている状態」に到達するまでの育成プロセスを4Stepに分けて具体的にご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
人材流動化が進む昨今において、組織と個人の関係性は大きく変化しました。あるデータによると、2022年度入社の新入社員の約50%はキャリアチェンジ(転職や独立等)を前提として入社しているといいます。
このような「就社意識の低下」をはじめとする若手の傾向変化 を背景として、組織と人の関係性が注目され、改めて「エンゲージメント」の重要性が注目されています。
・新人の傾向や時代に合わせた研修設計をすべきなのはわかるが、イマドキ世代の傾向と適切なアプローチがわからない
・就社意識が低い若手世代に対して、どのように変化を求めればいいのかわからない
本講演では、新入社員育成におけるエンゲージメント向上の必要性に触れ、企業の具体的な取り組み事例を紹介します。上記の課題について、解決の糸口を発見いただける内容になっています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
NEWONEは、2017年の設立当初から「エンゲージメント向上支援」を中心にNTT東日本様、ソフトバンク様はじめ多数の企業支援を行っております。 エンゲージメント支援をしている会社が、今注力し取り組み始めている「新入社員育成におけるエンゲージメント向上支援」の具体例をご紹介いたします。
また、私自身が20代という立場から、同世代だからこそ感じる「傾向変化」や「環境の難しさ」を言語化し、具体的にお伝えしていきたいと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
株式会社NEWONEは、「個人と組織の関係性が変わる」ということに着目し、その状況下で一人ひとりが働きがいを持って、パフォーマンス高く働くことを支援することを目的に「エンゲージメント向上」をテーマに2017年9月から始動しております。働く環境も働き手の価値観も激的に変化し続けている状況で、「人材育成はこれまで通り」ではうまくいくはずもありません。
ニューノーマルを作っていけるように、今の時代にあった育成の考え方をご紹介できればと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
- 阿部 真弥氏(あべ しんや)
- 株式会社NEWONE マネジャー
- 大学卒業後、株式会社NEWONEに創業メンバーとして参画。入社後、マーケティング部門で新商品開発に従事し、主に20代育成プログラムの開発責任者を担当。現在は、コンサルタントとして新入社員育成から管理職育成まで幅広く営業・プログラム開発に携わり、新人・若手を中心にファシリテーターとしても活躍している。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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