講演者インタビュー
継続学習の風土作りは「音声学習」がカギ! 〜脳科学に基づく誰でも実践可能な自律学習を促進する方法とは〜
株式会社オトバンク 代表取締役会長/日本オーディオブック協議会 常任理事/耳活アドバイザー
上田 渉氏
リモートワークが一般化した現在、「eラーニングや1on1を取り入れたが効果が出ない」 というように社員教育の環境づくりに漠然と課題を感じてはいないでしょうか。企業価値を高めるためには、組織全体に継続学習の風土が不可欠です。本講演では、継続学習を仕組み化するための施策の一つとして、脳科学に基づく音声学習の活用術をお伝えします。併せて、「学習する組織」の作り方についても事例を踏まえてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
リモートワークが進む中で、eラーニングやオンライン研修など、人材育成施策も日々変化しています。一方、さまざまな研修ツールを活用して研修プランを組んで実行しているものの「効果が出ていない」「選択型研修の利用率が低い」「社員教育で成長させたいが方法がわからない」「自発的に勉強してくれない」といったお悩みや課題をお聞きすることも増えています。
本講演では、このようなお悩みや課題をお持ちの人事担当者や経営者の方に向けて、自ら学ぶ社員の作り方、すなわち「学習する組織の作り方」を事例を交えて紹介します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
企業成長のためには、組織が継続して学習する風土作りが不可欠です。そのためには、組織において継続学習を仕組み化することが重要となってきます。
本講演のポイントは、研修やeラーニング、OJT、1on1に、「音声学習」を組み合わせて社員の自主学習や共同学習(コミュニティ形成)を促し、そのサイクルを回すことで継続学習の風土を作っていくことが可能になるという点です。
現在の社員教育は、eラーニングやオンライン研修などの「視覚情報」を主軸にしたインプットが中心ですが、「聴覚」からのインプットでより効率的に学習できる方法を事例とともに紹介します。脳科学に基づいた音声学習の効果と併せてご案内いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
自ら学習する組織を作るためには、学習のハードルを下げることが重要だと考えています。日々、経営者や人事担当者の方のお悩みを聞いていて「音声学習が社員教育に貢献できる!」と考えた理由もそこにあります。
昨今テレビでも「耳活」というテーマで取り上げられることが増えており、耳のスキマ時間を有効に活用できる音声学習は今、注目されています。
音声学習を活用した組織の継続学習の仕組み化づくりについて、社員教育に役立つ情報をお届けしますので、奮ってご参加ください。
- 上田 渉氏(うえだ わたる)
- 株式会社オトバンク 代表取締役会長/日本オーディオブック協議会 常任理事/耳活アドバイザー
- 東京大学経済学部経営学科中退。複数NPO・IT企業の立ち上げ・運営を経て、2004年オトバンクを創業し、代表取締役に就任。出版業界の振興を目的に、オーディオブックを文化として浸透させるべく日々奔走している。2022年7月に10年ぶりに著書『超効率耳勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を出版。
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