講演者インタビュー
管理職の右腕・左腕となる、中堅社員の育成
~中堅社員のうちに磨くべき、最も大切な力とは~
株式会社セルフトランセンデンス 代表取締役
徳橋 英治氏
中堅社員のうちに磨くべき、最も大切な力、それはずばり【部下力】です。プレイングマネジャーが当たり前の時代。チームの成果責任、部下の指導・管理・育成・評価責任を抱え、さらに自らも日々現場で悪戦苦闘する職場の管理職。その負荷、ストレスは凄まじい。だからこそ今、職場の中堅社員がチームの中でどう在るかが重要テーマとして問われています。本講演では、管理職の右腕・左腕となる、中堅社員の育成のポイントをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「プレイングマネジャーの組織運営に、難しさや限界を感じている」「次期管理職があまり育っていない」「中堅社員の育成を検討している」
本講演は、このような課題をお持ちの人材育成担当者にぜひ聞いていただきたい内容です。
本講演のメインキーワード【部下力】。弊社では、【部下力】には五つのレベルがあると考えています。その第1段階は「上司の役に立つ、上司が助かる」レベル、第2段階は「上司が任せられる」レベル、そして第3段階は「上司の意識・やる気が高まる」レベル。この第3段階以上が、まさに管理職の右腕・左腕となる、中堅社員に期待する内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
<今回のテーマを取り上げることになった背景>
プレイングマネジャーが当たり前の時代。チームの成果責任、部下の指導・管理・育成・評価責任を抱え、さらに自らも日々現場で悪戦苦闘する職場の管理職。その負荷、ストレスはすさまじいものです。果たしてこれ以上、管理職に負荷をかけることは現実的なのでしょうか? だからこそ今、職場の中堅社員が管理職を支える存在になることが、重要テーマとして問われています。
<職場の中堅社員の【部下力】こそ、今の時代の組織における最重要テーマ>
弊社が考える【部下力】とは、間違っても、上司に対してゴマをすること、YESマンであることではありません。また「上司にいかにうまく仕えるか」というテーマとも考えていません。【部下力】は、今の時代の組織活性化のカギであり、個人としてのキャリアを切り開くうえでも重要テーマだと捉えています。さらには、リーダー、マネジャーになった時にこそ、本領を発揮するものだとも確信しております。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
【部下力】というテーマを追求すればするほど、奥深いテーマだと感じている今日この頃。
振り返ると、私自身も【部下力】が足りず、上司に負荷をかけてしまったり、組織に貢献できないことが多々ありました。だからこそ思うのです。【部下力】は、全てのビジネスパーソンにとって、必要かつ重要な力だと。たとえ大きな会社の副社長であっても、社長に対する部下力が問われます。いや、社長であっても、【部下力】を発揮する場面が多々あるはずです。当日は、皆さまとの真剣勝負を通じて、私自身も【部下力】についてさらに見識を深めたいと考えております。
- 徳橋 英治氏(とくはし えいじ)
- 株式会社セルフトランセンデンス 代表取締役
- 組織開発・人材開発を主事業とする株式会社セルフトランセンデンス代表。研修講師、コンサルタントとして、日々現場で悪戦苦闘している方々と向き合う。創業以来、組織の要である「中堅社員に火を付ける」をモットーに、組織開発・人材開発に取り組んでいる。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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