［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省

――　今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？

新卒採用において、学生の見極めや面接官の育成などに課題を感じていらっしゃる採用担当者・責任者の方にお役立ていただけると考えています。

新卒採用をご支援する中で「学生を見極める難易度がどんどん上がっている」「高評価で採用した学生が入社後活躍せずにすぐ辞めてしまう」「面接で優秀な人材を見極める力を面接官につけるにはどうすればよいか」といったご相談をいただく機会が年々増えています。こういったお悩みが何に起因するものなのかは企業によって異なるかと思いますが、その一つとして「採用要件の変化」や「面接の複雑化」が挙げられます。

今回の講演では、面接の見極め難易度が年々上がっている背景について言及するとともに、面接の際の工夫や、サービス・ツールをうまく活用しながら面接で優秀な人材を見極めるポイントについて解説していきます。今後の採用戦略にお役立ていただきたい内容です。

――　今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

本講演では、今後の新卒採用戦略を考えるにあたっておさえておくべき、「面接」で優秀学生を見極めるためのポイントとそのための適性検査の有効活用法をお伝えいたします。

まず第１章では“採用要件の変化”についてお伝えいたします。面接の見極め難易度が上がっている理由の一つに採用要件が変化していることが挙げられます。この変化を捉えたうえでどのように採用要件を設計すべきか、また採用要件を見直すうえでお勧めの方法などを詳しくご紹介していきます。

次に第２章では“面接の複雑化”についてお伝えいたします。面接の目的は「学生の見極め」だと思われがちですが、コロナ禍に陥る以前から続く売り手市場傾向や大学でのキャリア教育の充実による大学生のキャリア観の変化の影響で、近年の面接の目的は複雑化しています。見極めのポイントはもちろん、どうすれば本来の目的＝見極めに時間をさけるのか、適性検査を用いた効果的な見極めプロセスについてもご説明していきたいと思います。

最後に第３章では“採用の検証”についてご説明します。特に膨大な採用データを持っている大手企業にお勧めの内容となっています。

以上の内容をもとに、新卒採用戦略において抑えるべき内容を整理したうえで、ツールやサービスの有効活用方法についてもお伝えします。盛りだくさんの内容となっておりますので、ぜひご参加ください。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

ベネッセi-キャリアでは「まなぶとはたらくをつなぐ」という企業理念のもと、大学と企業の支援を一気通貫で行っています。採用担当者の方々からは『dodaキャンパス』などの新卒採用支援サービスのお問合せに加え、事業環境に伴った社員の人材要件の変化に対応する方法や人事戦略全体の方針に関するご相談を多数いただいており、その中で思考力を測定する適性検査『GPS-Business』のお引き合いをいただく機会が増えています。

採用・面接の難易度が上がる中、本講演を通じて接点をいただいた皆さまの採用に少しでもお力添えできるような情報発信をしたいと考えています。ぜひ、講演を楽しみにしていてください。

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