講演者インタビュー
企業の未来を左右するエンジニア採用
~今一番難しい採用を攻略する3つのキーポイント~
株式会社grooves DevRel Specialist
河又 涼氏
企業の未来を語る上でもはや必要不可欠になりつつあるDX化。DX化を実現するためのエンジニア採用はまさに未来を左右する経営課題です。しかし、エンジニア採用は有効求人倍率が10倍を超える最も難易度が高い採用です。本講演では、エンジニアへのアンケートデータを踏まえながらエンジニア採用に必要な3つのキーポイント「働き方・待遇」「求人票」「面談」をお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
エンジニア採用に苦戦している人事・経営者に広く役立つ内容です。
人材紹介会社に依頼しているけれどそもそも推薦が来ない、推薦があっても経験の浅いメンバークラスで即戦力ではない。求人媒体に出しても応募が来ない、スカウトを打ってみても返信がない、辛うじて面談にこぎ着けるも、進展しない。現場のエンジニアからはもっと即戦力が欲しいと言われるが、高い採用目標との板挟みになっている etc.
上記に少しでも心当たりがあれば、聞いて損のない内容です。定量的なデータを踏まえながらエンジニアの適正年収を解説しますので、給与相場の理解に対して課題がある方もぜひ、ご参加ください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演の注目ポイントは「Forkwell」に登録するITエンジニアの匿名データ1万人分を分析したデータに基づく、エンジニアの年代別・経験別年収の解説です。エンジニアの給与相場についての理解はエンジニアの市場価値が高まっている背景もあり、正しく把握するのは難しい状況です。ましてや世代や経験ロール別のデータは一般には公開されていないことが多く、まさに多くのエンジニアのデータを持つ私たちだからこそお伝え出来る内容だと自負しています。
また、そのほかエンジニア300人に聞いた「転職時に重視すること」もお伝えする予定です。やりがい? 働き方? 給与? さまざまな観点を並べて聞いた2022年最新データでお伝えいたします。
これらの結果を踏まえてエンジニアに自分たちの魅力をどのように訴求していくのか、求人票の書き方についてもお話ししますので、明日から取り組めるTIPSも持ち帰っていただけるのではないでしょうか。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
エンジニア採用で苦戦している企業、人事担当者は多いと思います。求人倍率が9倍の世界のため、考え方によっては9社に1社しかうまくいっていないとも言える世界です。
このようにうまくいかないのは、市況の厳しさももちろん関係していますが、エンジニア採用に対する理解がまだあまり進んでいないことも難易度を高めている理由の一つではないでしょうか?
私たちのエンジニア採用に対する多くの知見の中から役立つ情報をお伝えすることで、明日からのエンジニア採用が皆さまにとってより良いものになればと考えております。
- 河又 涼氏(かわまた りょう)
- 株式会社grooves DevRel Specialist
- 2017年にgroovesに入社後、年間で100社以上のエンジニア採用支援に一貫して携わる。創業期から上場企業まで、エンジニア採用に悩みを抱える担当者のさまざまな課題解決を行う。また、最近はエンジニア向け技術イベントの企画、モデレーター活動も50回以上を超える。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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