KIYOラーニング株式会社 代表取締役社長
綾部 貴淑氏
2020年3月以降、集合研修の実施が困難となり、育成施策のオンライン化は急速に拡大しました。その一方、オンラインの育成施策を実施している企業からは「効果が見えない」「効果測定方法が分からない」といったお悩みの声があがっています。本講演では、オンライン育成施策において、適切なPDCAサイクルを回して、効果を可視化・測定するための「3つの鍵」をお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
新型コロナウイルス感染症の影響によって、これまでの集合研修を中心とした人材育成施策の実施は困難になっており、集合研修を代替・補完するオンライン育成施策が求められています。
実際、この1~2年でeラーニングやオンライン研修を新しく導入した企業も多いのではないでしょうか。
先行き不透明な状況が続いている中で、その場しのぎの施策から本格的にオンライン化の方向へと舵取りを変えている企業も増えてきました。
その一方、オンラインの育成施策を導入済・導入検討中の人事・教育担当者の方からよくうかがうのは、
「オンラインの育成施策は効果が出るのか不安」
「研修の効果を可視化・測定する方法が分からない」
「実際の現場・実務で研修効果を測る方法が分からない」
といったお悩みです。
本講演では、このようなお悩みをお持ちの方に、効果を可視化・測定するための「三つの鍵」をご紹介します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
一つ目の注目ポイントは、具体的な事例を踏まえた効果の可視化・測定方法のご紹介です。
人材育成はただ実施すればよいものではありません。しっかりと効果を可視化・測定しブラッシュアップしていくことで、はじめて成果に結びつきます。
しかし、テレワークの普及や人材育成のオンライン化によって、社員が働いている姿を直接見ることが難しい状況になっており、研修の効果が以前よりも測りにくくなっているのも事実です。
そこで講演では、具体的な企業事例をピックアップしながら、オンラインの育成施策において「どのように効果を可視化・測定すればよいのか」を四つのステップに分けて解説いたします。
二つ目の注目ポイントは、人材育成におけるPDCAサイクルの回し方のご紹介です。
育成施策で成果を出すためには、効果を可視化・測定しブラシュアップするのが重要とお伝えしましたが、そのブラシュアップをするためのPDCAサイクルの回し方についてもお伝えします。
この「PDCAサイクル」と「効果測定のポイント」の二つを押さえることができれば、自社の育成施策の改善にきっと繋がるはずです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
育成施策は実施するだけでも、想像以上に時間や労力がかかり大変です。
せっかく行うからには「効果を出したい!」と思っている人事・教育担当者の方も多いのではないでしょうか。
ぜひ本講演を通じて他社の成功事例や効果を出すためのポイントを知ることで、オンライン人材育成を前に進めていただけますと幸いです。私も講演の中で出来る限り、皆さまのお役に立てる内容をお話しさせていただきます。
当日お会いできることを楽しみにしております。
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