人・組織の課題解決策を体系的に学ぶ、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」 
2021年11月16(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)・25日(木)・26日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会 [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」トップ 講演者インタビュー 夏苅 正史氏(株式会社JTBコミュニケーションデザイン HRコンサルティング事業局 HRチーフコンサルタント)インタビュー

講演者インタビュー一覧

「インナーブランディング」から学ぶ、経営理念・ビジョン浸透の重要性とは

夏苅 正史氏 photo

株式会社JTBコミュニケーションデザイン HRコンサルティング事業局 HRチーフコンサルタント

夏苅 正史氏

ウィズコロナ時代に入り、経営理念やビジョンの浸透に悩み相談を受ける機会が増えてきました。ビジョンが浸透がしていない場合、従業員一人ひとりの行動や姿勢、立ち振る舞いに一貫性が欠け、自社としてのブランドイメージが損なわれることもあります。本講演では経営理念・ビジョン浸透活動の事例も交えながら、「インナーブランディング」を進める上でのつまずきポイントや対応策の解説をします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

社内へのビジョン浸透活動において、下記のような課題感をお持ちの企業の方向けの内容です。
(1) ビジョン浸透を中長期による段階的な計画を組み立てたいが、具体的な企画イメージを持つことができない
(2) 浸透化活動を進めているものの、具体的なKPIが立てられず、取り組みが形骸化してきている
(3) 従業員が日々の業務に追われ、ビジョンという中長期メッセージへの関心がどうしても低くなりがち

会社の「経営理念」や「ビジョン」を浸透の重要性は理解しているが、実際に浸透化を進めるとなるとインナーブランディング活動全体のシナリオを描くことが難しいと感じている 方もいらっしゃると思います。

本講演ではそうしたお悩みを抱えている方々に対して、当社でのコンサルティング事例のご紹介を交えながら、インナーブランディング活動推進のポイントをご紹介いたします。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

急速なビジネス環境の変化を受け、企業価値の向上を目的として、企業ビジョンの重要性をあらためて認識したり、ビジョンそのものを見直したりする企業が増えてきています。

実際 、ビジョンを全社員へ浸透させる打ち手に悩まれている企業からのご相談も目立つようになりました。本講演では、企業価値向上とビジョンを体現する組織風土、組織文化づくりのためのインナーブランディング活動について、当社実績に基づく考え方とプランを丁寧にご紹介し、自社のインナーブランディング活動の企画へ向けた検討ポイントをお伝えいたします。

3つの注目ポイント
・インナーブランディングの『4つの活動ステップ』と目指すべき段階的なゴール『8つの状態目標』とは?
・3年間で浸透化のシナリオを組み立てるために参考となる『インナーブランディングbasicモデル』
・インナーブランディング活動の効果測定結果から推察されるインナーブランディング活動の想定課題と成果に関する弊社考察

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

インナーブランディング活動を複数年にわたり戦略的に実行していく上での検討素材となり、各社にて今一度議論をするためのヒントをご提供できればと考えております。

3年間を目安としたインナーブランディング活動によって、ビジョンを体現するために何が必要かを社員自らが考え、日常業務に向き合っていく自責型の組織づくりへの変革につなげていただければと思います。

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講演者プロフィール
夏苅 正史氏(なつかり まさし)
株式会社JTBコミュニケーションデザイン HRコンサルティング事業局 HRチーフコンサルタント
某大手小売流通グループ専門店企業にて店長を経験後、本社人材開発部門へ着任。その後、人事専門コンサルティング会社へ転職し、採用戦略及び定着へ向けた人材育成コンサルティングに従事。現在は、人財育成プログラム開発と、企業ビジョン策定及び浸透化における複数年プロジェクトのコンサルティング支援などで活躍中。

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