株式会社リードクリエイト 常務取締役
吉田 卓氏
コロナ禍をきっかけに、組織や人事のあり方を根底から問い直し、求められるリーダー像を再定義したうえ、人選の仕組みを再構築していく企業が増えています。一方、新しいリーダー選抜のあり方を模索する中で、「まずは何から着手すべきか」が曖昧になっているケースも珍しくありません。本講演では、昇進昇格などの人選設計を検討する際に人事部門として押さえるべきポイントを具体的に解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
自社の昇進昇格に関する仕組み、リーダーの選抜・育成のあり方について見直しをご検討されている方にオススメの講演です!
具体的には、以下のような問題を解決していくヒントをご提供します。
■リーダー候補の人選にあたり、人事部評価と現場評価にズレやギャップが生じている
■昇格・選抜の基準が不鮮明である
■昇格・選抜の手法に妥当性や信頼性が不足している
■人材アセスメントに関する本質的な知見が社内にない
■人選と育成の仕組みにつながりがない
これまで、人材アセスメントのプロフェッショナルとして、多くの企業と深く長くお付き合いしてきた私たちだからこそ見えてきた、成功・失敗事例の共通点(エッセンス)、および独自の調査結果を解説しながら、皆さまと一緒に「昇進昇格、リーダー選抜において重要視すべき要素」や「人選設計のポイント」について考察していきます。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では、コロナ禍に端を発して各社で重要なテーマになっている「求められるリーダー像と能力要件の変化」を基に、新しいリーダーの「選び方」と「活かし方」のポイントをご紹介します。
各社を取り巻くビジネス環境が、複雑さと不透明さを増し、企業が直面する課題も高度化していることは、皆さまが最もシリアス、かつリアルに実感されているかと思います。経営環境の変化によって、「これまでの期待人材」と「これからの期待人材」に大きなギャップが生じているのは言うまでもありません。
このギャップを埋めるために、教育体系を見直す企業が増えていますが、これだけでは変化を起こすことは難しいでしょう。私たちは、「経営・人事の意思やメッセージ」として社員に最も影響を与えるのは、「誰をリーダーに据えるのか」「誰を管理職や経営職として任命するのか」という“人選のあり方”そのものだと考えています。“リーダー育成につながる人材アセスメント”のあり方を模索してきた私たちのノウハウを、ぜひお持ち帰りください。
企業が真に求めるリーダーを意図的、体系的、継続的に輩出していくために人事・人材開発部門は何を主導し、どのような仕組みや仕掛けを展開していく必要があるのでしょうか。その答えを探すきっかけとしても、本講演をご活用いただきたいと考えています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
企業の中で「リーダー育成」を進めていく際の最も重要な要素は、高価な教育プログラムでも、人気のあるトレーナーでも、流行りの人事制度や仕組みでもなく、「人事・人材開発部門のリーダーシップ」であると私たちは確信しています。
本講演を情報収集の場に留めることなく、自社の実態と照らし合わせて、現状打破や課題解決の糸口を探ってみよう!というスタンスでご参加ください。
明日から発揮すべき皆さまのリーダーシップに寄与できれば幸いです。
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