人・組織の課題解決策を体系的に学ぶ、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」 
2021年11月16(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)・25日(木)・26日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会 [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」トップ 講演者インタビュー 古川 貴啓氏(株式会社ソフィア ラーニングデザイナー)インタビュー

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「本物」の自律的リーダーを育てる超実践的手法

古川 貴啓氏 photo

株式会社ソフィア ラーニングデザイナー

古川 貴啓氏

上から言われたことを部下に分配して忠実に遂行し、飲み会で不平・不満を調整できる中間管理職が、優秀とみなされてきました。しかし、不確実な社会において求められるのはそんな調整型リーダーよりも、データとそれを元にした仮説を持ち、組織の上下左右を巻き込みながら実行できる自律的リーダーではないでしょうか。本講演ではそんなリーダーを育てる手法を具体例を踏まえてご紹介します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

人材育成、組織開発、組織運営に関して以下のような課題をお持ちの方へ、その解決の一手法をご紹介します。

■ ロジカルシンキングやマーケティング、プレゼンテーションなど、研修でやったことが研修で終わってしまっているので、しっかりワークさせたい
■ 不確実な世の中なので、言われたことを遂行するのではなく、自ら考えて動ける人材を育成したい
■ 高い視点と視座を持った、将来の幹部候補を育てたい
■ 現在の経営層に対して、物事をはっきり言える人材を育てたい
■ 部下を動機づけられる人材を育てたい
■ しっかりと経営にインパクトを与える人材育成や組織開発をおこなっていきたい

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

【私の仕事について】
当社はいわゆる研修会社ではなく、インターナルコミュニケーションに関するコンサルティングを20年行ってきた会社です。私自身はその中のラーニング・デザイン事業部に所属しています。毎年同じ研修を回すという案件が無いわけではありませんが、年々変わる企業の組織課題に対して、都度、研修やワークショップを企画・設計・実施し、付随して社内メディア施策を行うという仕事がほとんどです。

【今回のテーマの背景】
例えば、ものづくり白書2020のタイトルが「不確実性の時代における製造業の企業変革力(ダイナミック・ケイパビリティ)」だったように、昨今、効率やコストコントロール重視の経営から、イノベーションや変革を志向する企業が増えてきています。

それに伴って、会社のビジョンや行動指針、経営計画の見直しをしたいというご相談がここ2~3年で急増しています。そこで問題になっているのは、外部環境や会社の未来をしっかり考えて、プランを持って現経営層や若手層を動機づけ、組織を変革していける次世代リーダーの不足です。

ビジョンや行動指針などを新たに作っても、外部環境と自社をしっかり理解して、自分の意志を持って組織の上下左右に働きかけができる人材がいなければ、絵に描いた餅となります。

皆さまの組織が変革していくための一助となるよう、次世代リーダーを育成する手法と事例をご紹介します。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

数ある講演の中から弊社に興味をお持ちいただき、ありがとうございます。

扱うテーマは、耳にたこができるくらい言われるVUCAとリーダー教育のお話です。しかしながら、フレームワークを埋めてその場限りになる研修や、大事ではありながらも今一つ成果につながらないロジカルシンキングやコーチング、会計、マーケティング研修に代わる手法をお探しの方には、ご参考になるかと存じますので、ぜひお聴きください。

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講演者プロフィール
古川 貴啓氏(ふるかわ たかひろ)
株式会社ソフィア ラーニングデザイナー
2015年よりLearningDesignerとして株式会社ソフィアに参画。大手企業から中小企業まで幅広い顧客の課題に対してワークショップ、研修、イベント等の企画設計、実施、ファシリテーション、コンサルティング等を通して人材育成、組織開発を行う。

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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