株式会社日立ソリューションズ スマートライフソリューション事業部 働き方改革エバンジェリスト
伊藤 直子氏
企業の働き方改革、デジタル化が進み、新型コロナウイルスの影響もあり、テレワークの導入は急速に進んでいます。当社でも全社員を対象にテレワークを活用しており、「働きやすさ」は大幅に前進しました。次の段階として、従業員が「働きがい」をもって働けることをめざし、EXや従業員エンゲージメントの向上に取り組んでいます。まだ試行錯誤中ですが、当社の取り組み事例をご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
働き方改革を推進し、テレワークは導入した、RPAによる業務の自動化やムダ取りも実施し、次は従業員の働きがいやエンゲージメントを高めたいという課題をお持ちの方、また、ジョブ型人財マネジメントとEX(従業員体験)の向上に関して課題をお持ちの方へ、当社の事例が少しでもヒントになれば幸いです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社では2016年から働き方改革を強力に推進してきており、テレワークの導入や残業削減など「働きやすさ」については、大幅に前進・実現してきたと自負しています。
次の段階として、従業員が「働きがい」や「成長実感」を持ち「一人ひとりがイキイキと働く」ことを目指しています。そのためには、EX(従業員体験)の向上、従業員エンゲージメントの向上が重要であると認識し、今年度からさまざまな施策を検討し、取り組みをはじめています。
このような取り組みには絶対的な正解はなく、それぞれの企業が考えながら進める必要があると思いますが、当社の考え方や取り組みの背景、施策などが、一つの事例としてお役に立てればと思い、ご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
まだまだ三密回避が必要な状況は続き、働き方も生活様式も変わっていく中で、不安を抱えている方も多いかと思います。
しかし、変化せざるを得ないこの状況を、よりよい方向への変革のチャンスと捉えることもできます。テクノロジーは進化し、できることは増えています。ビジネスも人財マネジメントも変革していくことを前向きに捉え、自ら推進することを考え、実践していきましょう。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。