株式会社俺 代表取締役社長
中北 朋宏氏
直接の関わりや育成機会が減少している昨今、多くの企業様から若手に対し「成長速度が鈍化している」「主体的に関わりに来てくれない」といった相談をいただきます。オンラインの関わりも多い中、どうしたら若手が自ら周囲と関係を築き、成長機会を増やしていけるようになるのか、ポイントは“笑い”にあると考えます。本講演では“笑い”のメカニズムを活用した若手育成のポイントをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
近年多様な働き方が本格的に進み、社員同士の「関係性の質を向上」させることや、若手の職場での「観察学習」がますます難しくなってきています。一方で、「若手に早く職場や仕事になじみ活躍してほしい」「組織の一体感を高めたい」など、組織のロイヤリティやエンゲージメントを高めたい、と言った声もよくうかがいます。
リモートワーク推奨により直接の関わりは大幅に減少、管理職やリーダー層の負担は増しており、若手の育成や関係構築に時間をかけることがより大変になっています。このような環境下で、若手が「自ら歩み寄り、自ら関係を構築する」という意識を持ち、行動するようになるにはどうしたらいいのでしょうか?
「可愛がられる若手を育てたい」「まずは『周囲から学ぶ』『成果を出す』という意識を若手に持って欲しい」「若手が自ら周囲と関係性を築けるようになって欲しい」といった課題をお持ちの方はぜひご参加ください。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「自分のやりたいことを」「自分らしさを」といったメッセージが増えている一方で、自分のやりたいことがわからないという若手も多く、そこで行動がストップしてしまう光景をよく目にします。
自分のやりたいことを明確にするためには、まずは自らコミュニケーションを取りに行き、とにかく多くの経験や周囲からのフィードバックを積んでいく行動が大事になってきます。当社で経営者の方約数十名に行った「若いときはどんな社員でしたか」とヒアリングした結果からも「主体的にコミュニケーションを取りに行く姿勢」が大事であることがわかっています。
自分のやりたいことを実現する過程においても、周囲から学ぶ・周囲に助けてもらうといった場面で主体的にコミュニケーションを取る姿勢は大いに役立ちます。上司や先輩、クライアントなどさまざまな人から「関わろう」「育成しよう」と思ってもらえる、そんな「可愛がられる力」を持つ人ほど成果を出しています。
今回の講演では、「可愛がられる」ために若手が持つべきスキルを、当社の「笑いのメカニズム」に沿ってお話しいたします。加えて、上記でもお話ししたように、若手が主体性を発揮するための土壌となる「関係の質」を向上させるために上司・先輩ができることは何かを、約250社を支援してきて見えてきた傾向や事例を基にお話しいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
信頼関係の入り口は、相手の心を動かすことにあり、「笑い」はそのための方法の一つです。ビジネスにおいて笑いは絶対に必要なものではなく、スパイスのようなものだと思います。それだけに、うまく活用できれば、緊密な信頼関係を築く強力な武器になると当社は考えています。
弊社の研修および今回の講演は「笑い」のメカニズムをベースに組み立てているため、ビジネスや職場において「笑い」は必要だ、と少しでも共感いただける方にご参加いただけると幸いです。
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