マインドフルネスプロジェクト 代表/SIY国際認定講師/CMA
伊藤 穣氏
マインドフルネスは集中力向上、ストレスマネジメントの観点でよく用いられます。しかし、活用方法はそれだけでは留まりません。本講演では、エンゲージメントや心理的安全性、リーダーシップなどの観点でどのように活用できるのか、具体的な応用事例をご紹介します。3社の導入事例を取り上げ、マインドフルネスを組織に導入する上で人事担当者が知っておくべき3つのポイントをお伝えいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
・生産性を向上したい(集中力、自己管理能力、想像力、創造力の向上)
・組織を活性化したい(エンゲージメント、心理的安全性)
・健康経営に取り組みたい(プレゼンティズム改善、病気予防、休職者・退職者減少)
・経営力を強化したい(リーダーシップ開発、離職率低下)
という経営者や人事担当者のお声をよく耳にします。
マインドフルネスは、「心のOS」であり応用範囲は広く、これらの課題解決に対して有効なアプローチとなります。本講演では、マインドフルネスの基本内容についてはあまり触れず、応用事例と導入時のポイントをご紹介します。
以下の課題をお持ちの企業の方はぜひご参加ください。
・マインドフルネス研修を検討している
・エンゲージメントを向上したい
・心理的安全性のある環境をつくりたい
・リーダー人材を育成したい
・健康経営やストレスマネジメントの施策を検討している
・ハラスメントの施策を検討している
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
コロナ禍によって、私たちは大きな価値観の転換点にいます。多くの組織と個人が働き方と生き方を見直すことになりました。
VUCAの世界、AIの時代において、既存の考え方や枠組み、過去の成功体験が通用しなくなり、論理的知性(IQ)だけでは対応しきれなくなってきています。解決策は、社員が創造性を発揮して、イキイキと主体的に行動し、自らの潜在能力を発揮することにあります。そのアプローチとして、今、マインドフルネスが注目されています。
【聞きどころ】
集中力向上やストレスマネジメントという基本事例ではなく、エンゲージメントや心理的安全性、リーダーシップなどの具体的な応用事例をご紹介します。組織の規模、業種、成長ステージ、組織成熟度に応じて求められる具体的なアプローチは異なるものの、健康経営、経営力強化、組織活性化、生産性向上などの課題感がある組織にとって、マインドフルネスの応用導入は一考の価値があるかと思います。
【ポイント】
3社の導入事例を取り上げ、マインドフルネスを具体的に組織に導入する上で人事担当者が知っておくべき3つのポイントをお伝えいたします。講師の伊藤穣はSIYLI によるマインドフルネス、神経科学、エモーショナルインテリジェンスに関する講師トレーニングを修了し、Googleが開発したマインドフルネスプログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ」の国際認定講師です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「さまざまな研修を試したけど、効果があがらない」
それは、心のOSが古いままだからかもしれません。最新のアプリケーションを実装しても、OSが古いままでは、せっかくの機能も宝の持ち腐れになるのと同様に、人の能力開発も心のOSが古いままでは、研修を実施しても効果があがりません。
今や、人の「心」を抜きにして、企業経営はありえない時代になりました。人の心は決して、管理することはできません。「心を寄せる」経営が求められていると思います。マインドフルネスをベースに人の心を熟慮したマネジメントのアプローチが新しい価値を生み出す競争力の源泉に繋がると考えます。
心のOSをリフレッシュしませんか。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。