日本IBM株式会社 タレント・トランスフォーメーション シニア・マネージング・コンサルタント
浅見 伸之氏
働き手の意識・経営における人事の役割が大きく変わっていっている中、いわゆる人事コア業務への注力がより重要になっています。そこで競争力のあるコア領域に経営資源を集中出来るBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の活用が進んでいます。本講演は、「人事業務×システム」の包括的アウトソーシングのトレンドについて事例を交えてお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
(1)システム老朽化による保守高・維持負荷高(不具合が多いなど)、法改正・制度改正への対応が困難、システムのバージョンアップが困難なことによるサービスレベルの向上不可といった、システム維持に依存した課題をお持ちの方
(2)現状維持体制による業務負荷高(残業高)、属人的業務のため伝承困難、少子高齢化による人員確保のリスクといった、業務継続性の課題をお持ちの方
(3)アウトソースサービスを活用しようと考えているが、昨今のトレンドとしてどういったサービスが享受できるのか理解・把握したい方
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
近年潮流だった、統合人事システムの導入による業務改善の取り組みもひと段落を迎え、次期システム、人事業務の在り方を模索する企業様が大変増えております。
加えて、働き手の意識・経営における人事の役割が大きく変わっていっている中、いわゆる人事コア業務・システムの維持が今後どのようにあるべきか。ROIの観点で、次の一手を打ち出せない、といった課題が顕著となっていると考えています。
この課題への答えの一つとして、人事業務×システムの包括的なアウトソースサービスの活用による「非資産化」が有効と考えるとともに、最新のテクノロジーを活用した従業員エクスペリエンスの向上が期待できるサービスとしてのシステム提供が必要と考えております。
IBMでは、これを実現する、業務アウトソースによる事業継続の担保・持続性あるIT維持・最新テクノロジーの提供による従業員エクスペリエンス向上、といった、「いいとこ取り」のすべてを包括したサービスの提供・業務構築のご支援が可能です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ITのクラウド化が進む中、会社組織において期待される、人事業務・システムの役割も急速に変貌を遂げていると考えています。
経営により寄与する人事の役割を下支えする仕組みとして、人事コア業務・システムの省力化(=新しい役割・システムへのシフト)は急務と感じており、同じ課題感をお持ちの方にぜひご参加いただけますと幸いです。
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