株式会社シフト 人財開発事業部 マネージャー
加藤 芳久氏
今、在宅勤務が広がり、企業理念の共有が難しくなっています。企業理念を共有できないことは、仕事上で社員の孤立を招き、エンゲージメントの低下や離職を引き起こすリスクもあります。育成現場でも理念共有ができる組織風土を作っていかなければいけません。本講演では、理念浸透により主体的な社員を育て、離職率の低減を実現する方法を事例を交えてお伝えいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
主体性ある社員を育て、組織活性化を図りたい方にご参加いただきたい講演です。以下のような課題がある方にお役に立てる内容をお伝えします。
1.経営理念やビジョンを大切にした人財育成がしたい
2.経営を支える「頼れる幹部社員」とリーダーを育てたい
3.チームワークを向上させ組織風土を活性化させたい
4.せっかく育てた社員の離職を何とかしたい
5.新しい事業アイデアが出てくる社風を醸成したい
6.社員が成長するバラツキを無くしたい
お客さまから「任せられるリーダーがいないんですよね……」というお声を聞くことがあります。ところが、詳しくお話をうかがってみると「リーダーがいない」のでなく、「人が育つ仕組みがないだけ」ということがほとんどです。正しい人財育成法を知らず、遠回りしている会社さんをたくさん見てきました。
主体性ある社員は自然発生しません。正しい人財育成の仕組みで、主体性ある社員を安定的に育てませんか。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
私たちが支援する理念型育成は、従来のやりっ放しで単発的な研修を徹底的に見直し、これまでの慣習を覆すまったく新しい設計思想で体系化させたものです。理念浸透を図りながら、すべての研修を“たすき掛け”のように有機的につなげることで相乗効果を高め、大きな波及効果を生み出します。
現在、来年度の人財育成について検討を本格化されている時期ではないでしょうか。このところ、よくご相談を受けるのは、「どうすれば、コロナ禍で希薄になりがちな社員同士のつながりを強くできますか?」というものです。私からの回答は、やや辛口に聞こえるかも知れませんが、このようにお答えしています。
「社員同士の信頼関係構築のために、研修を何十回やっても、1on1ミーティングを何百回やっても効果はありません」
なぜなら、そこには「ある観点」が抜け落ちているからです。
そこで、本講演では「コロナ禍でも成長している会社の共通点」「なぜ従来の研修で効果が出ないのか」「社員が成長しない本当の理由」「研修会社の選び方」など、他では絶対に聞くことのできないテーマを、具体的な他社事例を用いてお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私たちは、人財育成を通じて「幸せな会社づくり」を支援しています。幸せな会社とは、縁ある人の笑顔と高収益と社会貢献を実現する会社です。理想論に聞こえるかも知れませんが、20年以上に渡る泥臭い現場で「どうすれば会社は、本当に強くなるのか?」 をお客さまと一緒に悩み、悔し泣きと嬉し泣きを繰り返してきた結論です。
「土壌」がないところに花の種を蒔いても開花しないように、どんなに優れたスキルやノウハウ· 社員がいても「活かせる風土」がなければ宝の持ち腐れで終わります。 だからこそ、私たちは組織風土づくりにこだわってきました。主体性ある社員を育て、組織活性化を図りたい方のご参加を強くおすすめします。
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