株式会社JTBコミュニケーションデザイン コンサルタント
冨山 智香子氏
SDGs活動の推進には、トップからのコミットメントが最も重要ですが、この活動をCSV(共創価値の創造)の観点で加速させるには、オープンな風土の醸成と従業員の未来志向と自分事化がポイントとなります。本講演では、当社で行ったSDGsと社員の意識に関する調査結果とともに、人事担当者が取り組むべき現場を巻き込む支援策をご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
SDGsの活動は、世界中で取り組まれ、近年、産業界においても急速に重要度を増しています。企業活動を通じて社会的価値(社会課題の解決)を行うためには、新しい発想や、柔軟な考え方、多様な価値観との共創など、より革新的な組織づくり、人財づくりが重要です。企業のSDGs活動を加速させるためには、どのような組織や人材が必要なのでしょうか。本講演では 人事担当者が今取り組むべき、現場を巻き込みながらの組織づくり、人財づくりのための支援策をご紹介します。
【以下のような課題をお持ちの方にオススメ】
(1) 企業のSDGsに関する目標が従業員に与える影響を知りたい
(2) 新しいことに挑戦する風土を醸成したい。
(3) イノベーティブな人材を育てたい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
企業が掲げているSDGsに関する目標は、時に現場の日々の業務と距離を感じてしまう場合があります。そのギャップに対して、人事はどのように向き合えば良いでしょうか。従業員一人ひとりがSDGsの取り組みを自分事として捉えること、そして、企業活動を通じて新しいことに挑戦し続ける環境を整えること、これらが人事担当者に期待されるポイントの一部になるでしょう。
私たちはこれまで、多くの企業のビジョン浸透に関するご支援や、従業員意識調査から顕在化する組織課題への解決支援、モチベーションを起点とした人材育成に携わってきました。これらの経験から、今、企業に求められている組織づくり、人材づくりのための具体的な支援策を、当社が実施したSDGsと社員の意識に関する調査の結果をひもときながらお伝えいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
VUCAの時代に加え、コロナの影響もあり、従業員の価値観や働く環境は激変しています。しかしながら、多くの企業では、組織風土や人材育成において、その変化のスピードに対応しきれていないのではないでしょうか。そのような時だからこそ、改めて、組織の状態を把握し、現場を巻き込んだ活動が大切になります。本講演が、皆さまの企業活動の活性化の一助になれば幸いです。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。