人・組織の課題解決策を体系的に学ぶ、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」 
2021年11月16(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)・25日(木)・26日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会 [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」トップ 講演者インタビュー 古田 聡氏(株式会社スタンス 代表取締役社長)インタビュー

講演者インタビュー一覧

リモート環境での人材育成の理想形
「研修と研修の間」の取組みと効果測定の高度連携

古田 聡氏 photo

株式会社スタンス 代表取締役社長

古田 聡氏

コロナの影響でリモートワークが長引き、若手社員の成長が鈍化してしている、という声を残念ながらよく聞く様になりました。先輩社員もフォローはしているものの、期待通りにうまくはいかないようです。この様な環境下で現場をサポートするために、(1)研修(2)研修間の取り組み(3)効果測定に工夫を凝らし、有機的につなげることで、社員の自律を促した企業の取り組みを、データと共にお伝えします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

コロナの影響でどのように育成をサポートしていけばよいかを 検討されている、研修ご担当者向けの講演です。

コロナの影響でリモートワークが続き、社員のOJTがなかなかうまく機能しなくなっている中、現場への負担が大きくなっていることを良く耳にします。また、研修がオンライン化され、学びが”消化”ではなく”消費”されていることも多くあるようで、どのように現場をサポートするべきかに悩まれている人事の方は多いようです。

研修を実施すればすぐに能力開発ができる、ということはありません。しかし、研修と日常を連携させ、業務で効果が発揮できるような仕掛けを講じることは可能です。
オンライン研修のやり方を再考したい、効果的な研修はどのようなものが良いのか、現場を巻き込んでいくする仕組みを作りたい、といった課題を抱えていらっしゃる方々に、ぜひ聞いていただきたい講演です。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

研修のオンライン化が進むことは、非常に便利で良いことです。その上で、受講者の気づきや成長にしっかりとつながったのかをしっかりと考えることも、とても重要です。また、単に研修を実施するだけでなく、狙いを定めて育成施策を打つことは、受講者の成長はもちろん、中期的にはOJTを行う現場の皆さまの負荷軽減にもなります。

そこで我々は、(1) 研修の仕立て、(2) 現場を巻き込んだ研修間の取り組み、(3) 他者評価の効果測定 をうま くつなげて、成長を促す仕組みづくりをお客さまと共に構築してきました。この1年間かけて行ったことを、できる限りデータと共に情報提供いたします。研修受講者にとっても、その組織においても大きな影響が出てきましたし、文化として根付き始めたのではないかと思います。

今回お話しする内容は、コロナが収束してからでも十分対応できる方法です。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

数多く講演がある中でご関心をお持ちいただき、誠にありがとうございます。貴社の今後の人材育成の参考になれれば幸いです。

我々の考え方が全て正しいとは思っていません。逆に皆さまからも忌憚(きたん)のないご意見をいただきながら、このようなテーマの底上げができたら素晴らしいと思っています。

また、講演にご参加いただきました方を対象に、別途少人数対談の場を設けさせていただきます。「リモートワーク環境における人材育成」という観点にご関心ございましたら、ぜひ ご参加ください。心よりお待ちしております。

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講演者プロフィール
古田 聡氏(ふるた さとし)
株式会社スタンス 代表取締役社長
フューチャーアーキテクト(株)にて研究開発、データマイニング等を経験。(株)リンクアンドモチベーションを経て2011年に独立。企業研修を軸足に、人の成長の可視化をメインにサービスを展開している。

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