株式会社ヒューマンファースト 代表取締役 組織人事コンサルタント(組織成長に伴走する社外CHRO)
山本 陽亮氏
「ジョブ型」という言葉を多くの場面で耳にします。ブーム=正解ではないとわかってはいるものの、「自社はどんな制度にすればよいか?」「自社に適切な制度がわからない」とのご相談を多くいただきます。そこで、人事制度構築20年の豊富な事例を交えて、自社にマッチした納得感の高い人事制度を構築する3STEPを紹介します。制度がしっかり回ると、採用・定着・成果まで一貫して解決します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「自社に合う制度」「成果が上がる制度」を探されている方(経営者・人事正規人者)向けの内容です。多くの情報は、「トレンドの人事制度」や「最先端の人事制度」という形で、情報の一片を切り取っていることが多いのではないでしょうか? ところが、人事制度という手段・ツールは、本来の目的に対して構築し運用しなければ、経営課題の解決や経営戦略の実現にはつながらないと思います。
そこで、今回の講義内容の3STEPは、以下の通りに構成しております。
(1) 自社にマッチする人事制度を経営方針や戦略から見極める方法
(2) 人事制度を成長加速装置として運用し、成果を出せる人材を増やす方法
(3) 人事制度を核として、定着・活躍する人材を採用する方法
この3ステップをつなげて人事制度を構築し、運用することで、組織の3大課題である「採れない」「辞める」「成果が出ない」を一貫して解決することが可能になります。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ズバリ人事制度の構築だけの単体の手段的な話ではなく、経営課題を解決して組織が描いた戦略を実現するために、どのように人事制度を構築・活用するかといった内容になっています。
「戦略人事」としての役割が求められている現在、人事制度を経営課題・経営戦略と結びつけて構築・活用することは、「戦略人事」実現の第一歩となります。
『日本の人事部 人事白書』の調査でも、「約9割が戦略人事の重要性を認識」しているにもかかわらず、「実際に機能している割合は約3割」と、大きなギャップがあります。この現状を変えるには、人事制度を見直すことが非常に有効です。
制度を新しくする、または初めて制度を導入する。そして、現場の理解や納得感を得ながら運用して行くことは、大きな労力が掛かりますし、悩みの種も尽きないのではないでしょうか?
そこで、前述の3STEPを踏まえて、構築と運用をすることで、組織の3大課題である「採れない」「辞める」「成果が出ない」を一貫して解決することが可能になります。
ぜひ、20年間、人事制度構築を核とした組織づくりに携わる中で築き上げられた 3STEPを自社でも実践してみてください。今まで対症療法的・もぐら叩き的な対応で疲弊してきた状況から脱却し、経営・各事業部門のパートナーとしての存在感を発揮できる好循環の実現を可能にします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ブツ切りの対症療法として人事制度を構築したり現場へ無理 に運用を強いる制度ではなく、根本から一本筋の通った経営としても人事としても、そして現場にとって納得感と成果を感じられる人事制度の構築をされたいと考えられている経営者・人事責任者の方、お待ちしております。
豊富な20年の経験と事例を踏まえ、原理原則に沿っているからこそ応用可能な自社にマッチする人事制度の構築と活用方法をお伝えします。
これで、組織の3大課題である「採れない」「辞める」「成果が出ない」を一貫して解決し、安定的に成長・時代に先駆けて柔軟に変化することが可能な組織が実現できます。
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