株式会社パーソル総合研究所 タレントマネジメント事業本部 カスタマーサクセス部 部長
宮腰 康弘氏
昨今、1企業内だけでなく、ホールディングス全体や関連企業まで含めた「グループ人材マネジメント」についての相談を多くいただくようになりました。大規模・複雑な組織を横断する人材戦略をどのように実現していくのか、人材データの収集・活用・共有のための工夫とは? グループ人材マネジメントの考え方と実現への道のりについて、パーソルホールディングスの事例を交えご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
複数の企業体で構成されるホールディングスや、独立性の高い事業部を持つ企業など、人材がある一定の枠内だけで管理されがちな組織において、組織全体での人材マネジメントに取り組んでいる、あるいはこれから取り組もうとされている、本部人事の方によりご関心を持っていただける内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
我々パーソルグループも、何度も統合や新会社の設立、組織再編を繰り返して今に至っており、現在(2021年8月時点)は国内外133社を六つのSBU(Strategic Business Unit)に編成して運営しています。
各SBUには経営上のさまざまな権限が委ねられているのですが、グループ全体で取り組むべき経営課題も当然ですが多々あります。そのうちのひとつが、約5.5万人の人材マネジメントです。
パーソルグループは人事・人材サービスを提供する立場として、「Advanced HR Showcase」であること、つまり「まず自ら実践する」ことを方針として掲げています。このため、グループ人材マネジメントについても、さまざまな試行錯誤を重ねてきました。
皆さまご存じのように、複雑な組織において、最も重要な資源である人材を動かすことは、簡単なことではありません。我々にも、うまくいったこと以上に難航したことやつまづいたことがあります。あまたの挑戦の中で、「人材データをどのように共有するのか」がひとつのポイントであることが見えてきました。今回の講演では「きれいごと」だけではない、できるかぎりリアルな情報をお届けいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
前回好評だった、当日のご参加者限定の「プレミアムセミナー(仮)」を今回も実施します。本講演でご紹介するパーソルグループの人事戦略を遂行している当事者と直接質疑応答ができる場を予定しております。詳細・お申込み方法は本講演内でのみご案内いたしますので、ぜひご参加ください!
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